この記事では、【軍神と偽りの花嫁】漫画31~40話を読んだあらすじ感想をまとめました。※ネタバレ注意
【軍神と偽りの花嫁】31~40話あらすじ感想※ネタバレ注意
【軍神と偽りの花嫁】漫画を、実際に読んだ感想を中心にストーリーの魅力をまとめていきます。
印象的な展開や見どころを語っていきますが、物語の内容についても触れますので「絶対にネタバレを知りたくない!」という方はご注意くださいね。
物語の流れやキャラクターの心情もできるだけわかりやすくまとめていきます。
【軍神と偽りの花嫁】31話のあらすじ感想※ネタバレ注意
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>>【軍神と偽りの花嫁】漫画21~30話あらすじ感想※ネタバレ注意
皇帝の策略によって、明凛は煌明と無理やり引き離されてしまいました。
皇宮に連れてこられた明凛は、もてなしを受けつつも不安を抱きます。
そんな中、侍女から「煌明様に守るよう命じられている」と耳打ちされ、少し安心しました。
もしもの時のために抜け道の存在を確認した明凛。
その後、緊張しながら皇帝の待つ広間へ向かいます。
皇帝が煌明を囮に敵軍を弱体化させようとしていると知り、明凛は警戒を強めます。
同時に、少しでも呪いの手がかりを得ようと決意しました。
皇帝に気に入られようと努力し、戦利品が集められた宝庫に案内された明凛。
皇帝は自慢げに品々を披露しますが、明凛は呪いに関する重要な手掛かりをそこで発見します。
その瞬間、明凛はこの機会を絶対に逃すまいと心に誓いました。
命の危険が迫る中、明凛は勇気を持って情報を集めようとします。
煌明の優しさや侍女の支えに背中を押されながら、呪いの真相に一歩近づいた場面で終わりました。
明凛がこの危機をどう乗り越えるのか、続きが気になる展開です。
【軍神と偽りの花嫁】32話のあらすじ感想※ネタバレ注意
明凛は皇帝とともに戦利品の倉庫を訪れ、猛毒を持つ伝説の鳥「鴆鳥(ちんちょう)」を見つけます。
羽が一本抜かれていることに違和感を覚え、不吉な予感を抱きました。
皇帝も何かを知っている様子ですが、明凛は慎重に観察を続けます。
その後、明凛は皇帝の寝室へ案内されます。
脱出できる窓や扉の位置を確認し、少しでも呪いの手がかりや逃げ道がないか必死に探しました。
部屋には描きかけの絵が置かれており、それには煌明からもらった花と同じものが描かれていました。
明凛が絵を褒めると、皇帝は「呪われているだけの絵だ」と興奮気味に話します。
幼いころの辛い体験や歪んだ教育が、皇帝の性格を作ってしまったのだとわかりました。
それでも明凛は美しい絵だと微笑み、皇帝の心を一瞬救います。
しかし皇帝は明凛への執着を強め、侍女たちを下がらせて2人きりになろうと詰め寄ります。
明凛は冷静に距離を取りながら「自分は煌明の妻だ」とはっきり伝え、逃げ道を確保しようとします。
最後は皇帝を突き飛ばし、なんとか危機を脱しようと必死に抵抗。
明凛の反撃がどうなるのか、今後の展開が気になる場面で終わりました。
【軍神と偽りの花嫁】33話のあらすじ感想※ネタバレ注意
明凛は皇帝のもとから脱出するため、煌明にもらった簪を使い鍵を壊します。
皇帝は「自分といれば安全だ」と説得しますが、明凛は「煌明を愛している」と告げ、笑顔で去りました。
その明凛の表情に皇帝も言葉を失い、愛の強さを痛感します。
雨の中、明凛は侍女の助けで戦場へと向かいました。
泥だらけで煌明のもとに辿り着いた明凛を、煌明は驚きつつも無事を確かめて安堵します。
しかし、煌明はどこか元気がなく、素直に喜ぶことができません。
戦場の過酷さや怪我人の多さが、明凛の心にも重くのしかかります。
そんな中、皇帝の側近・霧芳が二人のもとを訪れ、何かと二人の仲を邪魔しようとします。
鴆鳥の毒について伝えたくても霧芳に阻まれ、明凛はもどかしさを感じていました。
夜になり、明凛は一人で霧芳に接触し、彼が古傷の痛みに苦しんでいることを見抜きます。
明凛はテントの中で薬を作り、霧芳の治療を申し出ます。
この出来事が霧芳の心にどんな変化をもたらすのか、今後の展開が気になります。
【軍神と偽りの花嫁】34話のあらすじ感想※ネタバレ注意
明凛は皇帝の元から無事脱出し、煌明と再会しました。
霧芳の古傷の治療をきっかけに、彼と近づこうとしますが、どこか迷いが見えます。
明凛は少しでも手がかりを得るため、霧芳の行動に注目しました。
霧芳にお茶を煎じて振る舞い、医学の知識を褒められた明凛は、もっと知識を身につけて煌明の役に立ちたいと訴えます。
その後、傷跡の薬を理由に霧芳の衣服を探り、ついに鴆鳥の羽を発見。
問い詰めても霧芳は「お守り」とごまかすだけで、真意を明かそうとはしません。
羽を見つけた明凛は、すぐに煌明へ報告します。
「必ず護る」と約束し、ふたりは互いの強い想いを確かめ合いました。
しかし、簡単に羽の真相を掴めないもどかしさが残ります。
霧芳は依然として謎の多い人物です。
明凛の勇気と優しさが、彼の心を動かすことができるのか、今後の展開が気になる回でした。
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【軍神と偽りの花嫁】35話のあらすじ感想※ネタバレ注意
霧芳の衣服から鴆鳥の羽を見つけた明凛。
危険に身を晒しながらも煌明を守ろうとする姿が、今回はとても印象的です。
そんな明凛に対し、煌明も「守られているようだ」と感じていました。
ふたりは互いの気持ちを確かめ合い、新たな目的地へと向かいます。
小国で弓の調達をする際、明凛は本で覚えた言葉で通訳をしようと奮闘しますが、幼い頃から教育を受けてきた霧芳には敵いません。
調達品には、煌明が明凛のために用意した薬学の本も含まれており、明凛は嬉しさを隠せませんでした。
さらに薬学の本だけでなく武器の本もあると知った明凛は、もっと役に立ちたいと強く思うように。
すると霧芳は「自分なら薬の配合も読み解ける」と申し出ます。
煌明の呪いを絶ちきり国を守るため、協力したいと誓う霧芳の言葉に、明凛は戸惑いつつも希望を見出します。
今回の見どころは、霧芳の心変わりです。
暗殺役として遣わされたはずの霧芳ですが、明凛の強さと優しさに触れて考えを改めたようにも見えます。
本当に寝返るのか、それともまだ何かを企んでいるのか――疑いと期待が入り混じる、気になる展開でした。
【軍神と偽りの花嫁】36話のあらすじ感想※ネタバレ注意
煌明は「呪い」と呼ばれるものが、実は暗殺のための方便に過ぎないことを明凛に語ります。
自分の父も自分自身も、国にただ利用されるだけの存在だった。
そう吐き出しながらも、「それでも明凛と生きたい」とまっすぐに伝える煌明が本当にかっこよかったです。
明凛も「迷いはない」と、煌明と共に進む決意を伝えました。
お互いへの信頼と覚悟が、いっそう深まる展開に胸が熱くなります。
皇帝や霧芳がどんなに邪魔をしても、二人の絆は揺らぎません。
運命を共にする夫婦としての強さが、しっかり伝わる1話でした。
その後、煌明は「霧芳の知識は利用したいけど、お前には近づいて欲しくない」と複雑な胸の内を明凛に告白します。
霧芳と明凛が話す時は必ず自分も同席すると、嫉妬と警戒心が混じった本音も。
将軍としての判断と、夫としての独占欲が見え隠れするシーンが印象的でした。
そして2人は温泉に。
煌明は恥ずかしがる明凛に「目を離した隙に何があるかわからない」とからかいながらも、本気で見守ります。
湯けむりの中、煌明は「綺麗だ」と素直に明凛を褒め、明凛も「煌明様の鍛えた体の方が素晴らしい」と返します。
優しいキスを交わす二人のシーンは、読んでいるこちらも幸せになるひとときでした。
その裏では、霧芳が1人で何やら思案中。
まだまだ気は抜けませんが、甘い2人のやり取りに癒された回でした。
【軍神と偽りの花嫁】37話のあらすじ感想※ネタバレ注意
明凛がテントに入ると、霧芳が倒れているのを発見します。
驚いていると煌明もやって来て、2人で霧芳の様子を見守りました。
しばらくして霧芳が目を覚ますと、徹夜で翻訳した書物を差し出しながら、ついに自分が煌明暗殺の役を担っていたことを告白します。
あの羽も、そのために用意していたと明かし、さらに煌明の父親も同じ理由で命を奪われたと真実を語りました。
霧芳の暴露に、煌明は表情を崩さず受け止めますが、その胸中はとても辛そうです。
「今の皇帝は国を救う器ではない。これからは煌明に国を託したい」と霧芳は頭を下げ、明凛にも知識を貸して欲しいとお願いします。
過去の友情や信頼を裏切ってしまった霧芳の心中も複雑で、読者としても胸が苦しくなる展開です。
それでも煌明は、「話は受け入れるが、まだ完全には信用できない」ときっぱり伝えました。
条件として、治療に必要な物資の手配や明凛の指揮への従事、そして勝手な行動をしないことを約束させます。
そして霧芳が明凛に深々と頭を下げると、明凛は突然、霧芳に平手打ちを見舞いました。
その瞬間、テント内は静まり返ります。
命を軽んじたことへの怒りと悲しみが込められた明凛の一撃。
ヒロインとしてだけでなく、戦う女性としての覚悟も感じられるシーンでした。
「このままじゃ終われない」と、緊張感がさらに高まる37話。
霧芳の心がどう変わるのか、そして煌明と明凛がどう国を守っていくのか、ますます目が離せません。
【軍神と偽りの花嫁】38話のあらすじ感想※ネタバレ注意
明凛は涙ながらに、霧芳へ平手打ちをしました。
夫を殺そうとしたことは絶対に許せないと強く伝えますが、それでも国のために力を貸してほしいと頼みます。
大切な人を何度も苦しめられた思い、そして命を狙われた恐怖。
その全てを乗り越え、今の自分だからこそできる判断でした。
霧芳との協力関係が始まる中、陣営では新たな問題が発生します。
武器庫に保管されていた武器が薬剤で腐食されていて、内部にまだ別の内通者がいる疑いが浮上。
煌明は冷静に状況を見抜き、さらに霧芳も修復方法を模索。
明凛も薬学の知識を活かして、修復作業に協力します。
戦いの前の静かな夜、煌明は明凛に改めて感謝の言葉を伝えました。
「私の妻になってくれてありがとう」と優しく語りかけます。
孤独な戦いを続けてきた将軍が、初めて手に入れた温かな居場所。
その気持ちに応えるように、明凛も全力で煌明を支えます。
戦に出れば明日はどうなるかわからない不安が残りますが、二人の絆はさらに深くなりました。
誰が味方で誰が敵なのか、まだまだ油断できない状況です。
それでも、明凛と煌明ならきっとどんな困難も乗り越えられると、強く信じたくなるエピソードでした。
【軍神と偽りの花嫁】39話のあらすじ感想※ネタバレ注意
明凛はテントの中で、突然煌明にキスをしてそのまま押し倒してしまいました。
驚いた煌明も一瞬固まりますが、明凛の強い想いに思わず身を任せてしまいます。
しかし途中で「これ以上はだめだ」と自分を抑え、明凛を優しく突き放しました。
それでも明凛は諦めず、カーテンを閉めて「自分にできることを全部したい」と伝えます。
そして仙女一族に伝わる房中術をやりたいと告げ、迷信でも試したいと必死な様子。
煌明のためなら、どんな手段でも尽くしたいという強い覚悟が伝わりました。
その時、武官たちがテント近くで煌明を探して話し合っています。
ハラハラする状況でも、明凛は恥ずかしさをこらえて房中術を実行。
「九浅一深」の法を数えながら、繰り返す儀式に二人ともドキドキが止まりません。
頬を染める煌明もレアな姿で、明凛の愛情の深さが伝わる場面でした。
最終的に煌明も理性の限界を迎え、二人は心も体も一つに。
戦の直前、極限の緊張感の中で愛を確かめ合った夜となりました。
この儀式が本当に呪いを防げるのかは分かりませんが、明凛の全力の愛に読者も胸を打たれる内容でした。
運命に挑む二人の強い絆が描かれた、濃密な一話です。
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【軍神と偽りの花嫁】40話のあらすじ感想※ネタバレ注意
房中術が終わっても、煌明は明凛への想いを抑えきれず、さらに愛を求めてきます。
ですが、明凛は「続きは戦から戻ってきた時に」と優しく伝えました。
すると煌明は、明凛を抱きしめたまま「次は容赦しないからな」と微笑みます。
そして煌明は「明凛との子供が欲しい」と、自分の本当の気持ちを素直に告げました。
死ぬことばかり覚悟して生きてきた彼が、初めて「未来」を語る場面がとても印象的です。
明凛も嬉しそうな表情を見せていました。
その頃、テントの外では武官たちが戦の準備を進めていました。
明凛は、まだ内通者がいるかもしれないと不安を感じます。
仲間を疑いたくはありませんが、この状況では仕方のないことかもしれません。
一方、明凛は霧芳に「負傷者の手当ては自分がする」と伝えます。
そして、戦に向かう煌明の見送りへ。
武官たちが見守る中、煌明は明凛に堂々とキスをして別れを告げます。
周囲も驚くほど情熱的なキスで、明凛も一瞬固まっていました。
その後、明凛はテントに戻り治療の準備をしていましたが、お湯を沸かしに外へ出ると衝撃の光景を目撃。
霧芳が誰かを突き刺している場面に遭遇してしまいます。
驚きを隠せない明凛に、新たな波乱が待ち受ける予感です。
戦の行方も気になりますが、二人が無事に再会できる日が来ることを願わずにいられません。
▼次回はこちら
>>【軍神と偽りの花嫁】漫画41~50話あらすじ感想※ネタバレ注意
【軍神と偽りの花嫁】漫画情報
めちゃコミックにて、39〜40話が配信開始❣️https://t.co/bpnbRmAivH#comicfizzy pic.twitter.com/LEJRZkPZtc
— めちゃコミックオリジナル【公式】@漫画家募集中 (@mechacomic_orig) June 26, 2025
作品名 | 軍神と偽りの花嫁 |
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作家 | 涼子 |
出版社 | めちゃコミックオリジナル |
「私の嫁を迎えに来た」 ――結婚式当日、血濡れた姿でやってきた花婿・汪 煌明(オウ コウメイ)。花嫁である明凛(メイリン)はその姿に怯えを隠せずにいた。軍人の家系である汪家は、戦での暴虐ぶりから呪われ、代々30までに命を落とすとされている。医者の地位が落ち、今や医療ではなく仙女による力で人々を救う時代。『仙女と契りを交わし、子孫を残す者は未来永劫滅びない』という噂を聞きつけた皇帝は、煌明に仙女の明凛と結婚するよう仕向ける。しかし実は明凛には仙女の力はなく、姉・仙琳(シェンリン)の身代わりとして嫁いできたのだった。この嘘がバレたら殺されるかもしれない…。そう怯える明凛だったが、彼の噂と違う人柄に、いつしか心惹かれ始め――…。
引用元:めちゃコミック