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【じゃあ、あんたが作ってみろよ】漫画1~10話あらすじ感想※ネタバレ注意|最終回の結末まで徹底解説!

この記事では、【じゃあ、あんたが作ってみろよ】漫画1~10話を読んだあらすじ感想をまとめました。※ネタバレ注意

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】1~10話あらすじ感想※ネタバレ注意

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】漫画を、実際に読んだ感想を中心にストーリーの魅力をまとめていきます。

印象的な展開や見どころを語っていきますが、物語の内容についても触れますので「絶対にネタバレを知りたくない!」という方はご注意くださいね

物語の流れやキャラクターの心情もできるだけわかりやすくまとめていきます。

>>【じゃあ、あんたが作ってみろよ】漫画全話あらすじ感想まとめ※ネタバレ注意

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】1話あらすじ感想※ネタバレ注意

勝男は自分を完ぺきだと信じていました。
外見も整っていて、家柄もよく、収入も安定している。
条件だけなら理想の「ハイスペ男子」でした。
けれど実際は違ったのです。

同棲中の鮎美に毎日ご飯を作ってもらいながら「酸味が欲しい」などと口を出す。
感謝より不満を口にする姿勢は、ただのわがままでした。
しかも「鮎美のため」と言い張るのが腹立たしいところ。
その一言が関係を静かに傷つけていきました。

鮎美は反論せず、やさしく受け流します。
その態度もまた、勝男の勘違いを助長していきました。
そして勝男は突然プロポーズを仕掛けます。
結果は「無理」という微笑みを浮かべた拒絶でした。

納得できない勝男は女性との出会いを求めますが全て失敗。
「筑前煮を作れる女性が理想」という言葉でさらに撃沈します。
同僚に相談すると「自分で作ってみたら」と助言されました。
ここから勝男の小さな気づきが始まるのです。

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】2話あらすじ感想※ネタバレ注意

鮎美に去られた勝男は「変わりたい」と強く願います。
けれど鮎美は何のヒントも残さず去ったため、自分の何が悪かったのか分かりません。
答えの見えない状況に、勝男は戸惑うばかりでした。
悩みながらも変化を探そうと必死になります。

彼の頭には根強い固定観念がありました。
「料理は女性がするもの」「男性が作ってもらえないのは不幸」そんな古い価値観です。
同僚の白崎が弁当を作っているのを見ても「彼女に作ってもらえなくて可哀そう」と口にします。
その一言が白崎を深く傷つけてしまいました。

さらに肉じゃがをめんつゆで作る白崎に「邪道だ」と言い放つ勝男。
その瞬間、二人の関係は凍りつきました。
理由が分からず困惑する勝男に、白崎は小さなヒントを与えます。
「めんつゆの材料は知っていますか?」と問いかけたのです。

勝男は調べて自分で挑戦します。
めんつゆ作りは簡単にできたけれど、毎回は面倒だと知りました。
さらに肉じゃがの工程を調べると、結局めんつゆと同じ調味料だと気づきます。
自分が思い込みだけで人を裁いていたと理解し、白崎へ謝罪を決意するのでした。

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】3話あらすじ感想※ネタバレ注意

勝男の後輩、南川は何にでもコークハイを合わせる女子でした。
勝男は甘い酒が食事に合うのか疑問を持ち、否定しかけます。
しかし白崎との出来事を思い出し、決めつけはよくないとこらえます。
実際に試してみようと心を切り替えるのです。

彼の好き嫌いはイメージで決めつけてきたものが多いものでした。
その習慣を見直すきっかけとなり、価値観の転換が始まります。
20年以上固まっていた常識が、ただの思い込みかもしれないと気づきます。
他人の価値観を否定せず受け入れようと努めるのです。

南川は以前、勝男「女の幸せ論」を押し付けられて苦手意識を持っていました。
しかし目の前でコークハイを試し、モツとの相性を認める勝男を見ます。
彼が変わろうと努力する姿勢に、少しずつ態度を和らげていきました。
南川もまた勝男を見守る一人に変わっていったのです。

自分で気づき、常識の呪いを解いていく勝男の姿は丁寧に描かれます。
彼に限らず鮎美もまた自分を取り戻す過程にあります。
周囲を巻き込みながら変化していく勝男の姿は愛おしく映ります。
少しずつではあっても、人は変われるのだと感じさせる回でした。

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】4話あらすじ感想※ネタバレ注意

第4話は鮎美の視点が描かれます。
化石男のような勝男のふるまいを、鮎美がどう見ていたかが浮かび上がります。
彼女はモテに全振りし、生涯かけて婚活に励んできた人物でした。
けれど「普通」という言葉に縛られていたのです。

ある日、美容院で出会った渚という存在が鮎美を揺さぶります。
渚から「鮎美の普通って何?」と問われ、返答に窮しました。
それは自分の軸を持っていない証拠でもありました。
彼女は初めて、自分が何を大事にしてきたのかを考え始めます。

鮎美はこれまで「理想の男性と結婚するためにどうあるか」だけを考えてきました。
好きな食べ物も、髪型も、趣味も答えられません。
モテるための自分を作り続けた結果、本当の自分が空白でした。
その事実に気づいた瞬間、鮎美の心は揺さぶられました。

好きなものを語る渚を見て、鮎美は羨ましく感じます。
「誰かのための自分」から「自分のための自分」へ変わりたいと願います。
他人軸に依存していた自分を痛烈に自覚するのです。
ここから鮎美の変容の物語が始まっていきます。

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【じゃあ、あんたが作ってみろよ】5話あらすじ感想※ネタバレ注意

渚に誘われ、鮎美は勢いで一緒に飲みに出かけます。
彼女はこれまで「モテ」を基準に生きてきました。
女子の外出といえば、おしゃれなカフェや可愛いディナーだけ。
きたな旨い店の世界など知らなかったのです。

渚は「旨けりゃいい、楽しけりゃいい」と自由に振る舞います。
その姿に惹かれて多くの人が集まる光景を鮎美は目にしました。
モテだけを追い、友達もいなかった鮎美にとって異次元でした。
しかしその異次元は、鮎美にとって新しい楽しさの発見でした。

途中から渚の旦那も合流し、鮎美は無意識に「モテ武装」をまといます。
すると渚が屈託なく「異性の前で態度変わる感じ?」と指摘しました。
嫌味のない笑顔に、鮎美は絆され防御を外していきます。
素の自分を出す解放感を味わい始めたのです。

ありのままで夫と結婚し、仲間に囲まれる渚の姿に鮎美は羨望を抱きます。
自制し続けた自分には戻れないと悟りました。
心から笑う楽しさを知った以上、勝男のもとにはいられない。
こうして彼女の決断は自然な流れで導かれていきました。

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】6話あらすじ感想※ネタバレ注意

鮎美と偶然再会したのは、モツ屋での出来事でした。
鮎美は赤とシルバーの派手な髪で、渚の夫と一緒にいました。
一方の勝男は南川と同席しており、その場は混乱。
鮎美が颯爽と去る姿に、南川は元カノだと直感しました。

翌日、南川は白崎とランチを共にします。
話題は勝男のことばかりで、弁当は筑前煮ばかりだと語ります。
練習の成果もいまひとつで、量が多く処理にも困っていました。
上達もできず悩む勝男の姿がそこにありました。

勝男は心の中で古い呪いに苦しんでいました。
「男は泣くな」「耐えろ」という言葉が刷り込まれていたのです。
人前で弱みを見せられず、気持ちを抑え込んで生きてきました。
しかし鮎美との別れを機に変わりたいと願い始めました。

素直に「筑前煮がうまくできない」と白崎へ打ち明けます。
白崎は料理を通して彼を支え、その優しさに胸を打たれました。
互いの良さを褒め合う関係は、孤立した心を溶かしていきます。
涙をこぼす勝男の姿は、人間らしさを取り戻す瞬間でした。

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】7話あらすじ感想※ネタバレ注意

勝男が和食にこだわるのは育ちが影響していました。
出汁の味が分かる父をかっこいいと憧れていたからです。
けれど実際には、母は要所で手を抜いていた事実がありました。
そのことに父は気づかず、皮肉なものです。

鮎美も上手に手を抜いていたことが発覚しました。
勝男は裏切られたと怒るのではなく、自分は何も見ていなかったと悟ります。
情けなさに自省が先立ち、失って初めて理解しました。
彼の素直さが男らしさの呪縛を解こうとしていました。

酒の席で同僚に「鮎美とは?」と問われた勝男は答えます。
取り繕う姿も零れた本音も、全てが可愛かったと語りました。
以前なら責任を押し付けた彼ですが、今は違います。
自分の至らなさを悔やみ、鮎美の良さばかりを思い出すのでした。

料理を続ける中で、勝男は愛情の本質に触れました。
自分の手で作ることで鮎美の気持ちを理解していったのです。
心からおいしいと思う料理を、彼女に届けたいと願いました。
しかし現実は残酷で、その思いは叶わず涙を流しました。

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】8話あらすじ感想※ネタバレ注意

渚の家に転がり込んだ鮎美は、料理の腕前を惜しみなく発揮します。
和食ばかり作っていた頃とは違い、テキーラに合うメキシカンも披露。
「何でも作れるんだな」と周囲を驚かせる姿がありました。
自分らしさを取り戻し、料理を楽しむ彼女は輝いていました。

渚に「元カレのどこが好きだったの?」と問われます。
答えに悩み続け、最終的に「条件が良かった」と告げました。
無理をしていた日々ばかりが蘇り、苦しさを再認識します。
好きだった理由さえ思い出せず、過去が色あせていきました。

自由な暮らしを知った鮎美は、もう元には戻れません。
本当の楽しさを味わった以上、窮屈な日常には耐えられないのです。
とはいえ先が見えない不安に、再び婚活に挑もうとします。
しかしモテを装う自分に違和感を覚え、心が揺れました。

酒屋で出会ったキラキラボーイに誘われ、テキーラ研究に参加します。
意外な組み合わせが新しい発見を生み、鮎美は夢中になります。
自分の意外性を探す喜びに触れ、心境が変わっていきました。
そしてついに、初めて自分から男性に声をかけるのです。

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】9話あらすじ感想※ネタバレ注意

勢いに任せて、鮎美は酒屋のミナトとデートに出かけます。
有象無象のモテ理論に縛られ、どんな服で行けばいいか迷いました。
ありのままの自分を見せた初対面を思い出し、さらに混乱します。
結局カジュアルな格好で臨むことを選びました。

デートの中で、鮎美は「男とはこういうもの」という思い込みに揺れます。
自分が期待する男像とミナトはことごとく違い、戸惑いました。
他人軸でモテを極めてきた鮎美は、自分らしさを見失います。
どう振る舞えばいいのか、分からなくなってしまうのです。

甘いものを好むミナトに合わせ、鮎美は我慢を重ねました。
本当は甘いものが得意ではないのに言えません。
勝男の前でやってきたことと同じことを繰り返してしまいます。
「幸せになりたい」という願いと不安が交錯しました。

「何が幸せかわからない」と吐露する鮎美の姿は切実でした。
男はこうあるべき、女はこうあるべきという呪いが重くのしかかります。
それでもありのままを愛されたいと強く願っていました。
自分の幸せのために変わろうとする姿は胸を打ちます。

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【じゃあ、あんたが作ってみろよ】10話あらすじ感想※ネタバレ注意

実家から野菜が届き、勝男は丁寧にお礼の電話をしました。
母から「鮎美ちゃんに」と言われても別れを告げられず半年が経ちます。
父に失望されるのを恐れて言い出せない自分がいました。
そこで新しい恋を求め、マッチングアプリに挑戦しました。

出会ったのは和食好きの椿で、想像と違いぐいぐい来る女性でした。
鮎美のようなあざとさはなく、真っ直ぐに攻めてきます。
強い女子に慣れない勝男は、戸惑いながらも食事を楽しみました。
和食にワインという組み合わせも新鮮で心が弾みました。

自炊に夢中な姿を話すと、椿は「料理男子」と笑顔を見せました。
「手料理食べたい」とはしゃぐ彼女に勝男も悪い気はしません。
会計の場面では、年上だから払うべきと思った勝男が迷います。
しかし椿がさらりと支払い、かっこよさに圧倒されました。

翌日、白崎と南川と共に価値観を語り合いました。
男はおごるべきか、料理は女の役目かと議論は広がります。
互いの考えを否定せず、違いを受け入れる空気が心地よいものでした。
そんな中、勝男は椿におでんを振る舞う約束をします。

▼次回はこちら
>>【じゃあ、あんたが作ってみろよ】漫画11~20話あらすじ感想※ネタバレ注意

【じゃあ、あんたが作ってみろよ】漫画情報

作品名じゃあ、あんたが作ってみろよ
作家谷口菜津子
出版社ぶんか社

社会人カップルの勝男と鮎美。大学時代から続いた交際は6年目を迎えようとしていた。同棲生活にも慣れ、そろそろ次の段階へ…と考えていた勝男だったが、そんな彼に訪れた、突然の転機とは……!?慣れないながらに作る料理を通して、今までの「あたりまえ」を見つめなおす新時代の恋物語。単行本描き下ろし漫画に加え、電子版限定で雑誌収録時のカラーページも収録!
引用元:めちゃコミック

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