この記事では、【フウフヤメマスカ?】漫画21~30話を読んだあらすじ感想をまとめました。※ネタバレ注意
【フウフヤメマスカ?】21~30話あらすじ感想※ネタバレ注意
【フウフヤメマスカ?】漫画を、実際に読んだ感想を中心にストーリーの魅力をまとめていきます。
印象的な展開や見どころを語っていきますが、物語の内容についても触れますので「絶対にネタバレを知りたくない!」という方はご注意くださいね。
物語の流れやキャラクターの心情もできるだけわかりやすくまとめていきます。
>>【フウフヤメマスカ?】漫画全話あらすじ感想まとめ※ネタバレ注意
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>>【フウフヤメマスカ?】漫画11~20話あらすじ感想※ネタバレ注意
【フウフヤメマスカ?】21話あらすじ感想※ネタバレ注意
詩織が残業をしていると、涼介が差し入れを持って戻ってきました。
定時後に帰らず、2時間もロビーで待っていたと知り、驚きを隠せません。
なぜすぐに来なかったのかと問うと、仕事の邪魔をしたくなかったと返されます。
不器用ながらも誠意を見せる姿に、詩織は複雑な気持ちを抱きました。
涼介の考えは掴みづらいものの、彼なりの気遣いだと理解します。
その真っ直ぐな行動に戸惑いながらも、彼の誠実さは伝わってきました。
一方で、まだ謎めいた部分も多く、詩織は距離感に悩みます。
教育係として関わるほどに、彼の存在は気になるものになっていきました。
同じ頃、堅吾は同期の鬼束と居酒屋で酒を酌み交わしていました。
話題は詩織が担当する涼介のことに移り、上司や後輩からのサポート依頼があると聞かされます。
どうして自分に頼まれないのかと苛立つ堅吾は声を荒らげました。
鬼束に「奥さんと喧嘩中だからでは」と返されると、さらに不機嫌になります。
詩織が唯(会社の後輩)に家庭の話をしたと知り、堅吾は嫌悪感を露わにしました。
ビールをあおりながら、気持ちを抑えきれず苛立ちをぶつけます。
その一方で、沙耶は息子の蓮と夕食を囲み、賢吾を連れてくる話を持ちかけていました。
蓮司(沙耶の元夫)からの電話を遮り、「もうすぐ新しいパパができる」と笑う姿は不気味さを漂わせます。
【フウフヤメマスカ?】22話あらすじ感想※ネタバレ注意
残業を終えた詩織と涼介は、そのまま居酒屋へ向かいました。
道すがら女性たちが涼介をじっと見つめ、詩織は苦笑します。
見た目は完璧でも中身は全然イケメンじゃないと心で叫びました。
一方で涼介は、どこか嬉しそうに歩く姿を見せていました。
居酒屋に到着すると、偶然にも賢吾と同期の鬼束が先に飲んでいました。
思わぬ形で四人の飲み会が始まり、場は一気に気まずい空気になります。
自己紹介を終えた後、黙ってビールをあおる沈黙が流れました。
その重さを破ったのは、鬼束のさりげない一言でした。
鬼束が涼介に声をかけると、彼は「梶さんと帰りたかった」と告白。
詩織と賢吾は驚き、鬼束も目を丸くしました。
勘違いされまいと詩織は必死にフォローをしますが、疲労感は募るばかりです。
居酒屋でも気が抜けず、彼女の心は落ち着きませんでした。
さらに賢吾が「俺が詩織の夫だ」と明かすと、涼介は衝撃を受けます。
指輪を見ていながら独身だと誤解し、拗ねたような態度を見せました。
そのまま礼を述べて席を立ち、居酒屋を後にしてしまいます。
残された三人の間に重苦しい沈黙が漂い、鬼束の「三角関係みたいですね」の言葉で場が凍りつきました。
【フウフヤメマスカ?】23話あらすじ感想※ネタバレ注意
涼介が帰った後、残された詩織と賢吾は気まずい空気に包まれていました。
そんな二人を横目に見ていた鬼束は、明日には課長や唯に報告しようと考えます。
賢吾は不機嫌そうにビールをあおり、その態度には嫉妬の色が浮かんでいました。
子どもは欲しくないと言いながら、詩織を巡る感情は抑えられないようです。
詩織はただ涼介を連れてきただけなのに、夫からイライラをぶつけられます。
新人の面倒を見て残業までした彼女が責められる姿は、どこか痛々しいものでした。
鬼束は心配しつつもどこか興味津々で、事態を面白がっているようにも見えます。
誰よりも板挟みになっているのは、詩織本人でした。
帰りの電車で、詩織は「邪魔をしてごめん」と賢吾に謝りました。
しかし彼は「涼介がお前に気があるんじゃないか」と不機嫌に言い放ちます。
年齢差を理由に否定する詩織に対し、賢吾はさらに口を重ねました。
「距離感を間違えれば厄介だ」と忠告しながらも、言葉の端々には嫉妬が滲んでいました。
その夜、沙耶から「家で食事しない?」とメッセージが届きます。
賢吾は迷った末、「妻も一緒に行っていいか」と返信しました。
意外な返事に一瞬だけ彼の株が上がる場面です。
しかし、沙耶の顔には不満が浮かび、彼女の思惑はさらに深まっていきました。
【フウフヤメマスカ?】24話あらすじ感想※ネタバレ注意
翌朝、詩織は涼介がどんな顔で出勤してくるのか気がかりでした。
昨日の居酒屋での出来事を思い出し、不安が胸を締めつけます。
そんな中、後輩の唯が「昨日の話聞きました」と笑いながら近寄ってきました。
鬼束から伝わった内容に呆れつつ、詩織は迷惑そうにため息をつきます。
そこへ現れた涼介は意外にも普段通りで、詩織はひとまず安堵しました。
しかし、離れた場所から二人の様子を監視する視線がありました。
賢吾が嫉妬心を隠せずに彼らを見つめていたのです。
口では「監視は嫌だ」と言いながら、自ら同じことをしていました。
その後、詩織が作業をしている横で、涼介は意味深な表情を浮かべます。
彼女は気づかずに仕事を続けますが、瞳には強い感情が宿っていました。
一度心を動かされれば簡単に諦めないだろうと感じさせます。
その想いはやがて夫婦の間に波紋を広げる予感を漂わせました。
一方その頃、沙耶はマンションの管理人・島田に相談を持ちかけます。
ゴミ出しのトラブルを口実に、管理会社へ連絡を取らせたのです。
結果として賢吾へ連絡が入り、彼は仕方なくマンションへ向かいました。
思惑通りの展開に沙耶は笑みを浮かべ、さらに不穏さを増していきました。
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【フウフヤメマスカ?】25話あらすじ感想※ネタバレ注意
仕事中、詩織が「営業に戻ったら関わる機会は減るかも」と口にしました。
その言葉に涼介は不満を隠せず、ムスッとした態度を取ります。
理由も分からずに詩織は「若い子は難しい」と心の中で苦笑しました。
しかし彼の不機嫌さには、隠された想いがにじんでいました。
その後、詩織と涼介は取引先の風間と顔を合わせます。
詩織は笑顔で会話を進め、自然に距離を縮めました。
すると涼介は「梶さんは人をたぶらかすのが上手」と不満を漏らします。
完全に嫉妬している姿に、詩織は呆れながらも仕事だから当然だと心で反論しました。
一方で涼介は帰り際に自分の発言を悔やんでいました。
結婚している相手を好きになっても叶わないと分かっているからです。
それでも抑えきれない気持ちが胸を締めつけていました。
彼の恋心は、どうしようもない矛盾に苦しんでいました。
その頃、沙耶は元夫の蓮司と電話で息子の将来について話していました。
籍を入れていなかった可能性もあり、二人の関係は曖昧です。
沙耶がまだ蓮司を想っているようにも見え、賢吾は利用されているのかもしれません。
やがて島田と賢吾が沙耶の部屋を訪ね、彼女の罠が動き出しました。
【フウフヤメマスカ?】26話あらすじ感想※ネタバレ注意
島田は賢吾と沙耶が大学の同級生だったと知り、驚きを隠せませんでした。
作業が終わると、沙耶は「お茶でもどう?」と声をかけます。
しかし島田は「用事がある」と笑顔で断り、その場を去りました。
残された賢吾は、沙耶と二人きりになってしまいます。
賢吾は内心で迷いながらも、最終的に沙耶の部屋に入ってしまいました。
断る理由はいくらでもあったのに、結局拒まなかったのです。
その態度に期待を裏切られたような気持ちが募ります。
彼の弱さが浮き彫りとなり、失望感が広がりました。
一方その頃、詩織は仕事を続けながら涼介の言葉を思い出していました。
「男たらし」と言われたことが頭を離れず、苛立ちを募らせます。
涼介も気まずそうにしており、オフィスには重たい空気が流れました。
唯も二人の様子に気づき、さすがに口を挟めずに黙っていました。
沙耶の部屋では、賢吾がクッキーを口にしながらお茶を飲んでいました。
その時、沙耶が「もう会わないつもりだったの?」と切り込みます。
突然の質問に賢吾は顔を強張らせ、答えを探しました。
直球すぎる沙耶の問いに、彼の心は揺さぶられていきます。
【フウフヤメマスカ?】27話あらすじ感想※ネタバレ注意
沙耶に「もう会わないつもりだったの?」と問われた賢吾は答えに迷いました。
「奥さんが知れば気分を害するから」と正直に打ち明けます。
その返答はもっともでしたが、沙耶の視線は鋭く突き刺さります。
彼女は感情を押し殺しながらも、次の一手を仕掛けてきました。
話題を切り替えた沙耶は、焼いたクッキーを差し出しました。
賢吾が感想を伝え、仕事へ戻ろうとした矢先のことです。
玄関先で「再会できて嬉しい、もう会わないなんて言わないで」と涙を滲ませました。
女の武器を使ったその仕草に、賢吾は抗えず心を揺さぶられます。
そこへ息子の蓮が帰宅し、場の空気はさらに複雑になります。
予想外の登場に、賢吾は動揺を隠せませんでした。
沙耶の計算高さと蓮の存在が重なり、彼はますます追い込まれます。
不穏な展開を予感させる瞬間でした。
一方その頃、詩織は女子トイレで涼介への苛立ちを吐き出していました。
言葉を思い出すたび怒りが込み上げますが、態度に出すのは良くないと反省します。
トイレを出ると、そこには待ち伏せする涼介の姿がありました。
大声で謝罪する彼を慌てて引き連れ、周囲の視線から逃げ出しました。
【フウフヤメマスカ?】28話あらすじ感想※ネタバレ注意
帰ろうとする賢吾の前に、蓮が学校から帰宅しました。
沙耶が「この前話した人だよ」と紹介すると、蓮は笑顔で挨拶します。
その無邪気さに、賢吾は足を止めざるを得ませんでした。
結局リビングに戻り、クッキーを頬張る蓮を見守ることになります。
賢吾はふと「急に呼ばれたのは、自分の子どもだから?」と疑いました。
しかし沙耶は「まだ小学生よ」と笑い飛ばします。
大学時代に別れて十年以上経つのに、完全な勘違いでした。
天然とも抜けているとも言える賢吾に、沙耶は呆れ顔を見せます。
すると沙耶は真剣な顔で「時々でいいから蓮と遊んで」と頼みました。
シングルで育てることの辛さを口にし、同情を誘います。
賢吾は断れない雰囲気に飲み込まれ、迷いながらも頷きそうでした。
計算高い沙耶にとって、彼は都合のいい存在になりつつあります。
一方その頃、詩織はデスクで涼介にグラフの作り方を教えていました。
作業を任せた後、彼が泣き出したことに驚きます。
もう一度教え直すと、涼介は笑顔を見せ、詩織の胸は不意に揺れました。
無邪気な笑顔と不器用さに母性をくすぐられ、危うさを覚えるのでした。
【フウフヤメマスカ?】29話あらすじ感想※ネタバレ注意
自宅に戻った詩織はシャワーを浴びながら涼介のことを考えていました。
母性なのか、それとも別の感情なのか自分でも分かりません。
彼の不器用さに翻弄され、胸の奥がざわめいていきます。
戸惑いを抱えたまま、静かな時間が流れていきました。
一方その頃、賢吾はリビングでサッカー中継を眺めていました。
沙耶から「蓮がクラブに入りたい」と頼まれたことを思い出します。
サッカー経験者だからといって、自分が付き添う理由に疑問を抱きました。
しかし蓮に見つめられ、結局断ることができませんでした。
心の中では「なぜこんなことに」と後悔が募ります。
それでも優柔不断な性格が災いし、状況を変えられません。
沙耶親子のペースに巻き込まれる未来が見えてしまいます。
それでも流されていく賢吾の姿が、危うさを感じさせました。
お風呂を終えた詩織がリビングに戻ると、賢吾は謝罪を試みます。
涼介の件で強く言い過ぎたことを詫び、仲直りを望んでいました。
詩織は「これも母性なのかな」と思いながら彼を見つめます。
しかし賢吾は「子どもが欲しいってこと?」と勘違いし、詩織は驚きに言葉を失いました。
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【フウフヤメマスカ?】30話あらすじ感想※ネタバレ注意
賢吾に「子どもが欲しいのか」と問われた詩織は言葉を失いました。
突然の質問に戸惑いを隠せず、どう答えるべきか迷います。
これまで拒まれてきた状況で聞かれれば、心が揺れるのも当然です。
胸に広がる複雑な感情を抱えながら、静かに口を開きました。
詩織は「母性本能なのかもしれない」と語り始めます。
涼介が必死に頑張る姿を応援したくなる気持ちを説明しました。
それは恋愛ではなく、可愛いと感じる感覚に近いものでした。
さらに「賢吾にもそういう面がある」と素直に伝えます。
しかしその言葉に賢吾は嫉妬を募らせました。
「佐久野と同じレベルなのか」と思い込み、心をざわつかせます。
詩織は慌てて「私には賢吾しかいない」と否定しました。
その瞬間、賢吾は衝動的に彼女へキスをします。
驚きながらも二人は1年ぶりに抱き合いました。
行為の後、詩織は「レスが解消されたの?」と考え込みます。
一方の賢吾は「なぜ今日はできたのか」と自問していました。
翌朝、化粧をしながら詩織は曖昧な幸福感と迷いに揺れていました。
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>>【フウフヤメマスカ?】漫画31~40話あらすじ感想※ネタバレ注意
【フウフヤメマスカ?】漫画情報
#フウフヤメマスカ
サエグサケイ先生(@saegusakei )💍
宮口ジュン(@comic_risamo )💍YouTubeを見ていたら広告出てきました…😍❣️✨
詩織に想いを寄せる
超個性派・佐久野くんとのワンシーンを使って下さっていました😊嬉しいです🤲✨笑週間ランキング20位🏅✨️
総合・女性ランキング13位🏅✨… https://t.co/DElOgQTkeQ pic.twitter.com/9furDXF4PW— 宮口理沙/宮口ジュン@漫画原作者・代表取締役会長 (@comic_risamo) June 22, 2025
作品名 | フウフヤメマスカ? |
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作家 | サエグサケイ,宮口ジュン |
出版社 | コミックルーム |
詩織(36)と賢吾(34)は結婚6年目に突入する子ナシ夫婦。職場結婚した夫との仲は良好だが、男女の関係は薄れ、セックスレスとなって1年が経過しようとしていた。子どもが欲しい詩織は、一念発起し“妊活“を開始。しかし、通院に投薬と努力する詩織に対し、賢吾は協力的な態度を見せようとしない。詩織がそんな夫に鬱憤を貯める一方、賢吾も“妊活“することに対し、不満を募らせていた。妊活をきっかけに、開いていく夫婦の心の距離。そんな中、賢吾の元に一通のメールが届く。それはなんと、忘れられない元カノ・藤本 沙耶からの連絡だったー。家族の最小単位“夫婦”あなたは夫婦続けますか? それとも・・・やめますかーー・・?
引用元:めちゃコミック