この記事では、「神風怪盗ジャンヌ」転生したフィンとアクセスの気になるその後を紹介していきます♪
『神風怪盗ジャンヌ』といえば、主人公カップル（日下部まろん×名古屋稚空）と同じくらい、いや、それ以上に人気があったのがフィン・フィッシュ×アクセス・タイムの天使カップルではないでしょうか？
実はフィンが魔王の手先だったときの衝撃、フィンが堕天使になった理由など…
当時、小学生だった私には、もう衝撃が強すぎて、今も色濃く記憶に残っています（笑）
今回はそんなフィンとアクセスについて、漫画のあらすじを追っていくとともに、転生したフィンとアクセスのその後が描かれた漫画を発見したので、そちらを紹介いたしますね♪
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【神風怪盗ジャンヌ】フィンの正体は？
まずは、『神風怪盗ジャンヌ』の終盤で明かされる、フィンの正体についておさらいしたいと思います。
怪盗ジャンヌの相棒として、絵画に憑いた悪魔を回収していたフィン。
「神様の力を守るため、魔王より先に悪魔を回収なければならない」とまろんに協力を仰いでいましたが、その正体は、実はフィンこそが魔王の手先である堕天使だったのです。
黒い羽だから、アクセスが魔王の手先＝堕天使だと思って疑ってすらいませんでした。
実はフィンの方が堕天使だったなんて…みごとに引っかかった〜！
フィンの本当の役目は、まろんの心を痛めつけること。
心を痛めつけて神の力を消し去り、生まれ変わりの力を消滅させるのが目的だったのです。
正天使だったフィンが、なぜ魔王の手先である堕天使に堕ちたのか…
そこには、フィンの悲しい過去と、アクセスへの強い想いがありました。
フィンの前世と、不可抗力で力が暴走してしまったシーンは、何度見ても胸が締め付けられます。次に詳しく紹介しますね！
【神風怪盗ジャンヌ】フィンの過去とは？堕天使になった理由はアクセスのため？
フィンが堕天使になった理由は、人間界で起こったある事件がきっかけでした。
もともと準天使として優秀だったフィンは、同期の準天使の中で最も早く正天使になったご褒美として、セルシア、トキと共に人間界に行くことを許されます。
そこで久ヶ原相模（くがはらさがみ）という男に出会います。
この出会いが、フィンの運命の歯車を狂わせることに…。
相模は神主で、神社には溶けると聖水に変わる大きな氷がありました。
しかし、その氷の中には、祈りを捧げるポーズのまま氷漬けにされた少女の姿が…！！
その少女こそ、「病死した」はずの相模の妹・魚月（なつき）であり、生前のフィンだったのです！！
相模は、どんな病気も治るという聖水を、法外な値段で権力者たちに売っていました。
しかし、氷の溶けるスピードは非常に遅く、もっと多くの聖水を得ようと、純粋な魚月を氷に閉じ込めてしまったのです。
お金のために妹を殺/してスッポンポンで氷漬けにするなんて…い、異常過ぎる。こんな兄、怖すぎ！！（汗）
相模はさらにフィンの聖気を奪おうと、フィンの髪の毛を切り落とします。
普通の天使より多く聖気を貯めることができたフィンの髪は、切り落とされた瞬間、力が溢れて暴走。
多くの人が亡くなりました。
これは決してフィンが悪いわけではない…相模が100％悪い…！！
と思うのですが、多くの人が亡くなったのは事実。
その罪は重く、フィンは全ての罪を無に返す「消滅の門」をくぐらなければならなくなりました。
門をくぐれば身体も魂も消えてなくなる…そんなとき、フィンの前に現れたのが、魔王。
フィンは魔王の元へ行くのがいけないことだとわかっていたものの、「人間界から帰ってきたら話したいことがある」というアクセスに再び会うため、魔王の手を取ります。
そう、フィンはアクセスに再び会うために、堕天使になる道を選んだのです。
天使として最低のことをしてでも、もう一度アクセスに会いたい…この恋心に涙した読者も多いのではないでしょうか？
私もこのシーンは何度読んでも泣いちゃいます！
【神風怪盗ジャンヌ】転生したフィンとアクセスの気になるその後
堕天使になったフィンですが、ひょんなことからアクセス、セルシア、トキの聖気を分けてもらい、正天使に戻ることができます！
しかし、天使と馴れ合い正天使に戻るなんて、魔王への完全なる裏切り…
フィンは、まろんやアクセスのことが大好きですが、実は魔王のことも心から大切に思っていたのです。
最終的に、神VS魔王の決戦に敗れた魔王を1人にすることができず、フィンは魔王と一緒に逝く道を選びます。
やっとアクセスとフィンの想いが通じ合ったのに、こんなに早くお別れなんて…
そしてフィンはまろんから「生まれ変わりの力」を分けてもらい、アクセスはフィンと一緒に生まれ変われるよう、天界で修行に励む覚悟を決めます。
そして7年後…
アクセスは東大寺都と水無月大和の子・水無月心時（みなづきしんじ）として、フィンはまろんと稚空の子・名古屋魚月（なごやなつき）として転生したのです♪
と、ここまでが最終回のお話でしたよね？
実はこのあと、大学生になった心時（アクセス）と魚月（フィン）を描いた番外編があることをご存知でしょうか？！
この番外編が収録されているのが『神風怪盗ジャンヌ 5 (集英社文庫(コミック版))』。
転生してから、ずっと近くで育った心時と魚月。
たけど心時にはアクセスの記憶があるけど、魚月にはフィンの記憶がないんですよ。
しかし魚月は、前世で「生まれ変わったらまた会おう」と約束した運命の人の夢をよく見るんです。
それが心時＝アクセスだとは気づかず（笑）
最終的に、心時と魚月の気持ちが通じ合ってハッピーエンドになるんですけどね♪
こちらお話は電子書籍化されていないので、絵付きでストーリーを楽しみたい方は紙の本を買うしかありません。
番外編のためだけに買うにはお値段が高い…と一瞬躊躇しましたが、私はフィン（魚月）とアクセス（心時）のその後がど〜しても読みたくて、結局買っちゃいました♪
大人になって「神風怪盗ジャンヌ」の新エピソードを読めるなんて…大満足です♡
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【神風怪盗ジャンヌ】転生したフィンとアクセスの気になるその後まとめ
以上、『神風怪盗ジャンヌ』に登場するフィンとアクセスのその後についてご紹介しました♪
大人になって読み返してみると、『神風怪盗ジャンヌ』ってツッコミどころも多いんだけど、小学生のころはそんなことどうでもいいくらいにハマっていました。
まろんみたいなパーフェクトな女の子に憧れた。
いつか天使が見えるようになると思っていた…（笑）
印象に残っているシーンも多くて、まさに私にとって「子供のころに夢中で読んだ、懐かしいりぼん漫画」って感じです⭐︎
さいごまで読んでいただきありがとうございました🎀
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