この記事では、【身代わり婚の処方箋~製薬王は孤独な花嫁を溺愛する】漫画1~10話を読んだあらすじ感想をまとめました。※ネタバレ注意
【身代わり婚の処方箋】1~10話あらすじ感想※ネタバレ注意
【身代わり婚の処方箋~製薬王は孤独な花嫁を溺愛する】漫画を、実際に読んだ感想を中心にストーリーの魅力をまとめていきます。
印象的な展開や見どころを語っていきますが、物語の内容についても触れますので「絶対にネタバレを知りたくない!」という方はご注意くださいね。
物語の流れやキャラクターの心情もできるだけわかりやすくまとめていきます。
【身代わり婚の処方箋】1話あらすじ感想※ネタバレ注意
華族の令嬢・珠子は、美しくて周囲から憧れの的。
婦人誌にも何度も載ったことがあり、結婚話も持ち上がっています。
珠子の嫁入り先は、急成長中の製薬会社の若き社長。
家の中はお祝いムードだけど、珠子はどこか不機嫌そう。
そんななか、家で掃除をしていた朱弥子に珠子が目をとめます。
「犯罪者の娘」と朱弥子を呼び、冷たい言葉をぶつける珠子。
つらい仕打ちにも、朱弥子はじっと耐えています。
朱弥子は両親を幼い頃に亡くし、親戚の家で養女として暮らしています。
家の階段下の部屋をあてがわれ、まともな食事も与えられません。
両親は国家のスパイとされ、朱弥子も周囲から冷たく扱われていました。
そんな日々の中、朱弥子が支えにしているのは、昔両親と過ごした小さな幸せの記憶。
海外のお菓子、きれいな庭で拾った迷い犬、キャラメル色の髪の男の子──。
誰にも頼れず、ただ思い出だけを心のよりどころにしている朱弥子。
読んでいて胸が痛くなるスタートです。
【身代わり婚の処方箋】2話あらすじ感想※ネタバレ注意
朱弥子は、幼い頃に出会ったキャラメル色の髪の少年のことを、今でも鮮明に覚えています。
彼の髪色を褒めると、「そのせいでスパイの子だとからかわれる」と少年は少し寂しそう。
それでも、ふたりは迷子の犬を一緒に探して、無事に飼い主へ届けました。
別れ際、少年からキャラメルをもらい「また会おう」と約束します。
でも、あの日以来、再会は叶いませんでした。
両親を失い、叔父の家に引き取られた朱弥子。
優しい思い出は、今の孤独を紛らわせてくれる大切な宝物になっています。
ある日、叔父から突然「黒田家に嫁げ」と命じられます。
しかも急ぎの話で、準備する暇もありません。
嫁ぎ先は、あの鶴丸製薬の社長・黒田日出鶴。
叔父は「珠子の代わりにうまくやれ」とプレッシャーをかけてきます。
朱弥子は複雑な気持ちを抱えつつ、キャラメル色の少年を思い浮かべながら新しい運命へと歩き出します。
突然の展開ですが、朱弥子の覚悟が静かに伝わる回です。
【身代わり婚の処方箋】3話あらすじ感想※ネタバレ注意
鶴丸製薬は、急成長の裏で変な噂も多い会社。
特に社長の日出鶴は「怪物みたい」と言われ、公の場に姿を見せません。
珠子はその噂を信じて、結婚から逃げてしまいました。
朱弥子は緊張しながら黒田家に向かいます。
社長秘書の佐竹は、朱弥子を見て「珠子とは違う」とすぐに気付きます。
輿入れの日、日出鶴は現れません。
叔父は朱弥子を押し付けるような態度で去っていきました。
朱弥子は「この家でどうなるのか」と不安がいっぱい。
閉じ込められる覚悟をしていたのに、意外にも屋敷の外に出ることを許されます。
日出鶴の正体は、あの狭い階段下の部屋から自分を救ってくれた恩人かもしれない。
「彼に気に入られたら、少しは暮らしやすくなるかも」と思い始める朱弥子。
重苦しい空気の中にも、ほんの少し希望が見えた回でした。
【身代わり婚の処方箋】4話あらすじ感想※ネタバレ注意
黒田家に着いた朱弥子は、屋敷の中で強い視線を感じます。
女中や秘書の佐竹は、叔父の下品な言動にあきれ顔。
朱弥子は自分が嫌われているのだと勘違いし、不安になります。
雨の中、屋敷の中に案内されると、豪華な部屋に通されました。
そこに現れたのは、社長・黒田日出鶴。
雷に照らされる姿は美しく、噂の「怪物」とは正反対。
でも、その表情はどこか冷たくて、少し怖さも感じます。
朱弥子は彼の目に、どこか見覚えがあるような気がしました。
日出鶴は「結婚は会社のため」と割り切った態度。
朱弥子の健康状態を気にして、「裸になれ」と無茶な命令。
戸惑う朱弥子の気持ちがよく伝わります。
新しい環境に、早くなじめるのか心配になってきました。
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【身代わり婚の処方箋】5話あらすじ感想※ネタバレ注意
日出鶴から「服を脱げ」と命じられ、朱弥子は絶望的な気持ちになります。
この家にも味方はいないのかと、心が沈みます。
けれど、女中のちえが間に入って庇ってくれました。
「社長はデリカシーがなさすぎる」と、ちえは堂々と反論。
優しく配慮しながら、ちえが朱弥子に身体を見せてほしいと頼みます。
佐竹も部屋を出ていき、少し安心できる空気に変わりました。
日出鶴は「月のものは来ているか」と尋ねます。
朱弥子は「この家で必要とされるのは、子どもを産むことだけか」と感じてしまいます。
生理がない自分は、すぐ追い出されるのではと不安に。
それでも、どうしたら黒田家に置いてもらえるか尋ねました。
日出鶴は「食って、寝て、肉をつけろ」とだけ言い残して去っていきます。
ちえが「おいしいものを食べましょう」と微笑み、朱弥子は初めての豪華な食事に戸惑いながらも一口食べました。
人の優しさに、少しずつ心がほどけていく様子が印象的です。
【身代わり婚の処方箋】6話あらすじ感想※ネタバレ注意
朱弥子は、初めて口にする豪華な料理に感動します。
ちえの優しい笑顔に、ふっと心がゆるみます。
ご飯を食べているうちに、両親との幸せだった日々を思い出して涙があふれました。
思い出の中のぬくもりと、今の現実のギャップに胸が苦しくなります。
その夜、仕事を終えた日出鶴は、佐竹から朱弥子のことを聞かされます。
朱弥子が裏松家でどんな扱いを受けていたか、すべて知られてしまいました。
ちえは「朱弥子と一緒に買い物に行きたい」と申し出てくれて、朱弥子の体調も気づかっています。
食事が終わると、朱弥子は胸が苦しくなり倒れてしまいました。
日出鶴は、しっかり栄養管理しなければと考えます。
そして「明日から朝食を一緒に食べてほしい」と伝えられました。
翌朝、日出鶴と向かい合って朝食を食べることになります。
ふと彼の瞳を見て、あのキャラメル色の髪の少年を思い出しました。
思いがけない優しさに、少し希望が見えてきた気がします。
【身代わり婚の処方箋】7話あらすじ感想※ネタバレ注意
日出鶴と朝食を共にする朱弥子。
「早く食べろ」と厳しい視線を向けられ、思わず緊張してしまいます。
キャラメル色の少年とはまるで違う雰囲気に、怖さを感じてしまう朱弥子。
食事が終わると、日出鶴はさっさと席を立ちました。
手伝おうとする朱弥子に「構うな」と言い残し、部屋を出ていきます。
ちえは「今日の朝食は社長があなたのために考えたメニューだよ」と教えてくれました。
社長の思いやりに、ちょっとだけ心が温まります。
全部食べ終わった朱弥子は、ちえに褒められて素直に嬉しくなりました。
そのあと眠気が襲い、うっかり昼寝をしてしまいます。
「怠けていると思われて追い出されるかも」と不安になりますが、ちえは責めません。
朱弥子は、家事を手伝おうとしてもなかなかうまくいきませんでした。
そんなとき、屋敷に来客があり、外国人に流暢な外国語で対応します。
「珠子が捨てた外国の本を読んでいてよかった」と胸をなでおろす朱弥子。
今までの経験が、少し役立った気がしてちょっと自信が持てました。
【身代わり婚の処方箋】8話あらすじ感想※ネタバレ注意
日出鶴は、朱弥子の顔色が良くなったことに気づきます。
けれど、朱弥子は「役立たずで情けない」と素直な気持ちを打ち明けました。
「食後すぐに寝てしまうのが悩み」と話すと、日出鶴は「それは自然なこと。心配いらない」と淡々と答えます。
ちえが間に入り、気分転換に散歩を勧めました。
日出鶴と一緒に屋敷の外に出ると、明るい景色に朱弥子は驚きます。
初めて来たときとのギャップに、思わず感動しました。
歩いていると、日出鶴がキャラメルを手渡してきます。
キャラメル色の少年との思い出が一気によみがえりました。
でも、日出鶴は「キャラメルは栄養価が高い」と説明するだけ。
ちょっと不器用な優しさに、朱弥子は胸がじんわりあたたかくなります。
昔もらったキャラメルの包み紙と、今もらった包み紙。
宝物がひとつ増えました。
日出鶴の本当の優しさが、少しずつ見えてきた回です。
【身代わり婚の処方箋】9話あらすじ感想※ネタバレ注意
朝、朱弥子はキャラメルの包み紙を見て、昨夜の出来事が夢ではなかったと感じます。
「日出鶴があのキャラメル色の少年なのかも」と、心がざわつきました。
もっと彼のことを知りたいという気持ちが芽生えます。
ちえが部屋に来ると、朱弥子は床で寝ていました。
「ふかふかの布団がもったいなくて…」と照れくさそうに言います。
日出鶴は「ベッドで寝ろ」と、ちょっと呆れた様子。
ちえも「ちゃんとベッドで寝てください」と念押しします。
自分のことを心配してくれる人がいることが、朱弥子にはとても新鮮です。
「黒田家から追い出されたくない」と、強く思いました。
その夜遅く、日出鶴は慰労会から帰宅します。
朱弥子の部屋を訪ねると、床で眠る彼女を見つけて抱き上げました。
静かな夜に、ふたりの距離がまた少しだけ縮まった気がします。
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【身代わり婚の処方箋】10話あらすじ感想※ネタバレ注意
日出鶴は朱弥子をベッドに寝かせ、「眠るまでここにいる」と言って離れません。
見られている緊張で、朱弥子はなかなか眠れませんでした。
やがて日出鶴が眠そうに目を閉じますが、「早く寝ろ」と小さく呟きます。
朱弥子が「先に休んでください」と言うと、日出鶴はそのまま彼女のベッドに倒れ込んでしまいました。
距離が近すぎて、朱弥子はドキドキが止まりません。
床に逃げようとすると、日出鶴に抱き寄せられてしまいます。
そのまま眠りにつくと、寝ぼけた日出鶴が「もっと肉をつけろ」とささやきました。
優しさとも意地悪とも言えない、不思議な安心感に包まれます。
翌朝、ちえが二人が同じベッドで寝ていたことを知って、にっこり。
朱弥子はムッとしつつも、「変なことは何もなかった」と背を向けました。
ちょっと照れた様子がかわいらしくて、心がほっこりします。
【身代わり婚の処方箋】漫画情報
🆕配信情報📣✨
『#身代わり婚の処方箋〜製薬王は孤独な花嫁を溺愛する』/#陽香めちゃコミックにて、1〜12話が配信開始❣️https://t.co/tBhcxTgODS#Comicmiw pic.twitter.com/6mrisATSO8
— めちゃコミックオリジナル【公式】@漫画家募集中 (@mechacomic_orig) January 31, 2025
作品名 | 身代わり婚の処方箋 製薬王は孤独な花嫁を溺愛する |
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作家 | 陽香 |
出版社 | めちゃコミックオリジナル |
連載中or完結済 | 連載中 |
「脱げ」初対面の婚約者にいきなり着物をはだけさせられ、身体を隅々まで暴かれて…!?両親を事故で亡くし華族の叔父に引き取られた朱弥子は、その娘・珠子から蔑まれながらもひたむきに生きていた。ところがある日、珠子の身代わりとして、怪しい噂が絶えない製薬会社の社長・黒田日出鶴のもとに嫁ぐことに!!戸惑う朱弥子だったが、彼は噂とは違い容姿端麗で、厳しくも自分のことを気遣ってくれる優しさがあって…。それに、キャラメル色の瞳をした初恋の男の子とどこか似ているような…?冷徹社長との愛のない身代わり結婚は、次第に溺愛婚へと変わり始める――
引用元:めちゃコミック