この記事では、【寧々の結婚 望まれぬ花嫁は幸せを願う】漫画31～40話を読んだあらすじ感想をまとめました。※ネタバレ注意
【寧々の結婚 望まれぬ花嫁は幸せを願う】31～40話あらすじ感想※ネタバレ注意
【寧々の結婚 望まれぬ花嫁は幸せを願う】漫画を、実際に読んだ感想を中心にストーリーの魅力をまとめていきます。
印象的な展開や見どころを語っていきますが、物語の内容についても触れますので「絶対にネタバレを知りたくない！」という方はご注意くださいね。
物語の流れやキャラクターの心情もできるだけわかりやすくまとめていきます。
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＞＞【寧々の結婚】漫画21～30話あらすじ感想※ネタバレ注意
【寧々の結婚】31話(11-1)あらすじ感想※ネタバレ注意
馨から贈られた大切な洋服を、千代子がハサミで切ろうとします。
必死で止める寧々に対し、千代子は悪びれた様子もなく、突き飛ばしてきました。
そして「お金目当てで馨様に近づいたんでしょ」と言い放ちます。
寧々は言い返せず、心の中で苦しみます。
そのまま千代子は、容赦なく洋服を切り裂いてしまいました。
寧々には着る資格がないと言い放つ千代子の姿に腹が立ちます。
心のこもった贈り物を破壊されて、寧々の気持ちはズタズタでした。
さすがにこの仕打ちはひどすぎますよね。
洋服を抱えて帰る寧々を、周囲の人たちが冷たい目で見つめてきます。
寧々は誤解や噂、そして自責の念に押し潰されそうになっていました。
「子づくりを選んだのは私だから」と、自分を責めて泣きながら歩きます。
馨の顔が見たい、その気持ちだけが寧々を支えていました。
一方、馨は寧々のことが気がかりで、質屋の店主を訪ねていました。
寧々について真実を知りたいと願う馨の姿が印象的です。
子づくり契約の話が馨に知られてしまうのでしょうか？
次回、真相が明かされる展開に目が離せません。
【寧々の結婚】32話(11-2)あらすじ感想※ネタバレ注意
馨は質屋の店主に、寧々のことを詳しく話しました。
そして、正子と虎次郎が問題の背後にいるのではと推測します。
すると店主は、奥村家を支持する実業家や商人と接触してはどうかと助言しました。
また、朽木家の存在も気にかけるよう促します。
ただ、質屋の店主の発言がどこまで信じられるのか、少し不安もあります。
朽木家という新たな名前が出てきたことで、さらに複雑な展開になりそうです。
その後、店主は馨に「寧々から子づくりの話を聞いたことはあるか？」と問いかけます。
ついに核心に触れるやり取りが始まりました。
その頃、正子と虎次郎はお茶を飲みながら密談中。
計画が順調に進んでいると喜ぶ2人の様子が不気味でした。
千代子のドレスも用意されているようで、結婚を見据えた展開のようです。
帝都舞踏会で何かが起きそうな気配が漂います。
一方、馨のもとに山本が現れ、寧々に関する噂が広まっていると報告します。
寧々がひどく落ち込んでいることも伝えました。
馨はその話を聞いて頭を抱えながらも、寧々への手紙を書くことにします。
寧々を守るために、今はあえて距離を置くという選択をしたのでしょうか。
【寧々の結婚】33話(11-3)あらすじ感想※ネタバレ注意
寧々に関する悪い噂はさらに広がり、小梅子もそれを耳にして憤っていました。
そこへ山本が現れ、馨からの手紙を小梅子に託します。
小梅子は驚きながらも寧々のもとへ向かい、手紙を渡そうとしますが、
寧々の机の上にあった切られた洋服を見て、言葉を失いました。
寧々はそれを「転んで破れた」とごまかします。
しかし、小梅子は千代子の仕業ではないかと察して問いかけます。
そして「どうしてお姉ちゃんばかりが苦しまなきゃいけないの」と涙を流しました。
妹の涙に、読んでいるこちらも胸が痛くなります。
寧々はそんな小梅子を抱きしめ、自分の身分をわきまえずに千代子の好きな男性を
好きになってしまったことを静かに告げました。
すると小梅子は「お姉ちゃんだって幸せになっていいんだよ！」と声を張り上げます。
その言葉は寧々の心にまっすぐ届きました。
寧々は自分の手で幸せを掴むと決意します。
ずっと我慢してきた自分を少しずつ変えようと考えるようになりました。
小梅子の強い想いが、寧々の覚悟を後押ししたのかもしれません。
少しずつ前へ進もうとする寧々の姿に、読者としても胸を打たれました。
【寧々の結婚】34話(12-1)あらすじ感想※ネタバレ注意
帝都舞踏会の当日、馨は寧々が来るかどうか気にしていました。
山本の報告では、寧々の来場は微妙な様子でしたが、迎えの者が戻っていないため
もしかすると来るかもしれないと希望を抱いていました。
その後、馨は朽木家の当主と三男と会話を交わします。
奥村家と朽木家はかつて深い縁があったため、
馨は朽木家の協力を仰いでいたようでした。
ただし、会場には虎次郎の味方も多く、まだ安心はできません。
一方、会場では千代子が着飾って登場し、正子から美しいと褒められていました。
千代子は寧々の姿がないことに安堵していましたが、
あれほど酷いことをしておいて反省ゼロなのは驚きですよね。
虎次郎も安心した様子でしたが、馨と朽木家の関係に疑念を抱いていました。
やがて、正子が前に出て集まった参加者へ挨拶し、
鮫島家と奥村家の縁談が成立したと発表します。
会場には驚きの声が広がりますが、そこに馨が登壇。
正子の発表を一旦認めつつも、ある“続きの言葉”を発しようとしていました。
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【寧々の結婚】35話(12-2)あらすじ感想※ネタバレ注意
帝都舞踏会で馨は、結婚する相手は千代子ではなく寧々だと、
パーティー会場に集まった参加者たちに堂々と宣言しました。
この発言には会場中が騒然となり、正子や虎次郎、千代子も目を見開いて驚いていました。
そんな中、寧々は胸を張って会場に姿を現します。
寧々が着ていたのは、以前千代子に切られたドレスをリメイクしたものでした。
会場をゆっくり歩く寧々は、今までの苦しい日々や馨からもらった言葉の数々を思い出していました。
自分の人生を諦めかけていた中で出会った馨。
その優しさと励ましがあったからこそ、今の自分があると実感していたのです。
寧々が馨の元へ歩み寄ると、会場の人々はその姿を見て感嘆していました。
「上品で美しい」「誠一郎の娘らしい」と絶賛の声が上がります。
馨は寧々の手を取り、「彼女が私の結婚相手です」と堂々と紹介。
正子と千代子の顔が青ざめたラストには、思わず笑ってしまった読者も多いはずです。
【寧々の結婚】36話(12-3)あらすじ感想※ネタバレ注意
帝都舞踏会で、馨は結婚する相手は寧々だと宣言しました。
突然の発表に、会場はざわつき始めます。
その時、参加者の一人が寧々を見て「誠一郎の娘だ」と口にしました。
誠一郎の名を聞いた虎次郎は不快そうな表情を見せました。
千代子も隣で怒りをあらわにします。
さらに千代子は、馨に「どうしてですか！」と声を荒げました。
会場の一角では、寧々が馨をたぶらかしたと噂する声が上がりました。
それに対し、馨は誤解だと強く否定します。
寧々は真面目で誠実な女性だと会場の前で語りました。
そして馨は「寧々とこれからの人生を一緒に過ごすと決めました」と宣言。
公開プロポーズとも言える発言に、場内は静まり返ります。
寧々への真っ直ぐな想いが伝わってくるシーンでした。
【寧々の結婚】37話(13-1)あらすじ感想※ネタバレ注意
馨の公開プロポーズに、正子は驚きを隠せませんでした。
息子が人前で愛を語るなんて想像もしていなかった様子です。
その変化に、正子は寧々の存在を強く意識します。
一方、会場では寧々の身分を疑う声が上がりました。
しかし、朽木家の三男が前に出て、誠一郎の偉業と寧々の血筋を称えました。
その発言で空気が一変し、参加者たちは寧々の印象を改めます。
参加者たちは寧々の所作も含めて、千代子よりもふさわしいと口にしました。
千代子は悔しさを噛み締めながら、その場に立ち尽くします。
そんな中、馨は千代子を庇う言葉で場を丸く収めました。
虎次郎はその対応を「策略」と見抜いていました。
一方で、正子は寧々と馨の姿を見つめながら笑みを浮かべます。
どうやら正子は、誠一郎に恨みがありそうです。
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＞＞【寧々の結婚】漫画41～50話あらすじ感想※ネタバレ注意
【寧々の結婚 望まれぬ花嫁は幸せを願う】漫画情報
妹のために、子を成す契約を結んだ——
「こづくり契約」から始まる、主従関係と静かな恋。『寧々の結婚～望まれぬ花嫁は幸せを願う～』
第一章クライマックス前に、紹介漫画を描きました✏
（1/3） pic.twitter.com/JK4RoKzveD— 金森ケイタ (@k__keita) May 4, 2025
| 作品名 | 寧々の結婚 望まれぬ花嫁は幸せを願う |
|---|---|
| 作家 | 金森ケイタ |
| 出版社 | 双葉社 |
もともとは財閥の娘であったが、いまや両親の遺した借金の返済に追われる奥村寧々(おくむらねね)。彼女は、妹の小梅子(こうめこ)を高等女学校に行かせたい、その一心で身を粉にして働いていた。しかし、それをいとこの千代子(ちよこ)は快く思わない…。没落したというのに、健気に強く生きる寧々が憎らしくてたまらないのだ。そんなある日、小梅子は千代子の謀略にハマり、多額の借金を背負わされる。しかも翌日に弁済できなければ〝身売り〟を迫られる緊急事態。寧々は、お金を借りようと方々の質屋を廻るが―――その反応は、絶望的なものであった…。しかし、窮地に追い込まれた寧々のもとに〝お金を貸してもいい〟との申し出が入る。ただその条件は―――「名も知れぬ男との間に、子をもうける」という信じがたいものだった―――。結婚に希望を見いだせない二人が紡ぐ、〝不器用な〟溺愛ラブストーリーをご堪能ください!
引用元：めちゃコミック