この記事では、【朧の花嫁 かりそめの婚約は、青く、甘く】漫画31~40話を読んだあらすじ感想をまとめました。※ネタバレ注意
【朧の花嫁 かりそめの婚約は、青く、甘く】31~40話あらすじ感想※ネタバレ注意
【朧の花嫁 かりそめの婚約は、青く、甘く】漫画を、実際に読んだ感想を中心にストーリーの魅力をまとめていきます。
印象的な展開や見どころを語っていきますが、物語の内容についても触れますので「絶対にネタバレを知りたくない!」という方はご注意くださいね。
物語の流れやキャラクターの心情もできるだけわかりやすくまとめていきます。
▼前回はこちら
>>【朧の花嫁】漫画21~30話あらすじ感想※ネタバレ注意
【朧の花嫁】31話あらすじ感想※ネタバレ注意
朔弥は清子を八幡坂へ連れて行きました。
礼司(朔弥の叔父)が描いた景色を見せたかったのです。
わざわざ哲嗣(朔弥の弟)に場所を聞いた心遣いでした。
清子は感動し胸が熱くなる思いでした。
夜、朔弥は父から礼司の屋敷が売れたので、清子に手当てを出すと伝えられました。
清子は笑顔で辞退し気持ちを示します。
すると朔弥は一緒に買い物へ行こうと誘いました。
清子の誠実さに心を打たれていたのです。
百貨店では人だかりができました。
朔弥の人気に清子は驚きつつも誇らしげでした。
メアリー(通訳)と化粧品を試すと痣が消えます。
しかし清子は買わず自分らしさを選びました。
清子は朔弥へ帽子を贈り喜ばれました。
さらに朔弥は清子の誕生日を祝います。
ケーキのサプライズに涙を流しました。
帰宅すると哲嗣と廉太郎(礼司の友人)が待っていました。
【朧の花嫁】32話あらすじ感想※ネタバレ注意
帰宅した清子と朔弥を迎えたのは、哲嗣と廉太郎でした。
2人は痣が隠れた清子の姿に驚きを隠せません。
女性が装いでここまで変わることを実感します。
清子は少し照れながらも笑みを浮かべていました。
廉太郎は大人っぽく素敵だと褒めました。
哲嗣は不器用に「いつもよりはマシ」と言います。
場が和やかになり、皆で笑い合う瞬間でした。
その後、礼司の絵を届けに来たと明かしました。
廉太郎は清子のために絵を売らずに残していました。
その心遣いに清子は心から嬉しそうでした。
夜、2人きりになると朔弥は清子を抱き寄せます。
お前の目を通して世界を知りたいと伝えました。
瀧川はメアリーからの贈り物を清子に渡しました。
清子は痣のおかげで大切な人たちと出会えたと語ります。
瀧川は胸を打たれ思わず抱きしめていました。
翌日、父は清子を女工に潜入させる案を口にしました。
【朧の花嫁】33話あらすじ感想※ネタバレ注意
清子は会社に呼ばれ、義父から製罐工場に潜入するよう頼まれました。
女工として滞在し、製造が停滞している原因を探れという内容に驚きます。
朔弥は嫌なら断っていいと強く伝えました。
清子を守りたい気持ちがにじんでいました。
一方の清子は迷わず引き受けると答えます。
その即答ぶりに場は静まり返りました。
義父は満足げに笑みを浮かべていました。
なぜ義理の娘を危険に送り込むのか疑問が残ります。
夜、清子を抱き寄せた朔弥は不安を吐露します。
二週間離れることに耐えられるのかと問いかけました。
清子は社員や近藤もいるから大丈夫と答えます。
朔弥は祖父の笄を渡し守るようにと願いました。
帰宅後、2人は静かな時間を過ごしていました。
清子から珍しくキスをして寂しさを隠しました。
やがて清子は函館の製罐工場を訪れることに。
未知の環境に胸を高鳴らせながら一歩を踏み出します。
【朧の花嫁】34話あらすじ感想※ネタバレ注意
清子は求人紹介を名乗り、製罐工場へ潜入しました。
求人は常に出ているのに辞めた記録がないと聞き、不安が募ります。
朔弥は逃亡か死の隠蔽と推理していました。
清子も胸の奥でその可能性に怯えていました。
控室に案内された清子の前に現れたのは廉太郎でした。
彼は関係を秘密にして欲しいと釘を刺します。
知っている顔に清子は少し安心しましたが、不穏さも感じました。
その後、清子は五班に配属されます。
班長の安川は鋭い目つきで清子を睨みました。
自己紹介しても無視され、清子は戸惑います。
ただの聞き逃しかと自分を慰めました。
優しげな篠崎が面倒を見るよう命じられました。
篠崎に案内され清子は入浴し、作業着を渡されます。
しかし出てみると服が消えており愕然としました。
悪意ある嫌がらせに胸が痛みます。
清子の過酷な潜入生活がこうして始まりました。
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【朧の花嫁】35話あらすじ感想※ネタバレ注意
清子はお風呂から上がると、着物がなくなっていました。
仕方なくバスタオルで部屋に戻ろうとしますが、女工に声をかけられ着物を貸してもらえます。
安堵の清子でしたが、部屋に戻ると安川に嫌味を言われました。
清子は遅れた理由を説明し、改めて自己紹介をしました。
宇佐美からも問題を起こすなと釘を刺され、清子は緊張を抱えたまま初日を終えます。
翌日、なくなった着物が見つかり清子は洗濯をしました。
篠崎が謝罪し、清子は笑顔で受け入れます。
優しい一面に救われますが、誰を信じてよいかはまだ不安でした。
食堂で朝食を取る清子に、篠崎は女工の仕組みを話します。
三年間の年季が必要だと聞き、清子は心を痛めました。
さらに「途中でいなくなる人もいる」と意味深な言葉が続きます。
清子は笑顔の裏に潜む恐ろしい現実を感じ取りました。
数日後、宇佐美が櫛をなくしたと騒ぎ始めました。
清子の荷物を調べると櫛が見つかり、盗んだと責められます。
清子は仕組まれたと直感しましたが言葉を失います。
突然の濡れ衣に捕らえられた清子の運命はどうなるのでしょうか。
【朧の花嫁】36話あらすじ感想※ネタバレ注意
清子は櫛を盗んでいないと訴えましたが、宇佐美と安川に髪を引っ張られ廊下に投げ飛ばされました。
騒ぎを聞いた守衛が現れ、清子は真相を探るため自ら罪を認めました。
危険を承知で選んだ決断に胸が締めつけられます。
その勇気は並大抵ではありませんでした。
守衛に連行される途中、古川が針金を渡して牢内を守るよう助言しました。
さらに食事を取らなければ早く出られると伝えます。
以前から清子を支えてきた古川は信頼できる存在です。
清子はその言葉を胸に薄暗い牢に入れられました。
牢の中で清子は震えながら座っていました。
やがて不審な男が侵入を試みますが、針金のおかげで助かります。
もし古川がいなければ危なかったと思うと背筋が凍ります。
朔弥が知ったら怒りで震えるに違いありません。
後に篠崎が荷物を持って現れ、清子に謝罪し涙を流しました。
清子の笑顔が希望になると語り、胸を熱くさせます。
その直後、守衛が来て篠崎は慌てて戻りました。
数日後、衰弱した清子の前に再び誰かが現れ、不安が募ります。
【朧の花嫁】37話あらすじ感想※ネタバレ注意
清子の行方がわからなくなり三日が経過しました。
反省部屋に閉じ込められていると考えるだけで恐ろしく、無事かどうか気がかりです。
廉太郎は古川(女工)の証言をもとに、清子が消息不明になった経緯を朔弥と哲嗣に報告しました。
必死に冷静を保つ朔弥の姿が印象的でした。
朔弥は古川に協力を依頼し、近藤(朔弥の秘書)には図面を準備するよう指示します。
心の中では強く止められなかったことを悔やみ、葛藤に苦しんでいました。
本当なら自分が駆けつけたいのに、目が見えないため思うように動けません。
その苦しさが痛いほど伝わってきました。
やがて朔弥と哲嗣は函館製罐に向かい、突然の訪問に工員たちは驚きます。
朔弥は工事長を案内役に選び、哲嗣には廉太郎の元へ行けと指示しました。
すると廉太郎が犯人を押さえていて、小屋の鍵を哲嗣に渡します。
裏の小屋に向かった哲嗣は、門番をする男を圧倒して突破しました。
「兄上ならお前は死んでいた」と吐き捨てる姿は迫力がありました。
中に入ると衰弱した清子が彼を朔弥と勘違いして名を呼び、力尽きて倒れます。
哲嗣は清子を抱きかかえ、全力で走り出しました。
【朧の花嫁】38話あらすじ感想※ネタバレ注意
布団の上で目を覚ました清子は、目の前に朔弥がいて驚きました。
無事に戻れた安堵が広がり、胸がいっぱいになった様子でした。
数日後、廉太郎が訪れて危険に巻き込んでしまったことを謝罪します。
さらに篠崎が人材を外へ逃していたと明かされ、驚きが広がりました。
古川も何もできなかったが清子の無事を喜んでいたと伝えられます。
思わぬ繋がりに清子は複雑な気持ちを抱きながらも、二人の優しさを感じました。
その後、縁側で朔弥と工場の改善について語り合います。
罰金制度の廃止や報酬の見直しが始まり、少しずつ光が差していました。
朔弥が意見を求めると、清子は悩みを話せる窓口や息抜きの機会を提案します。
働く人の気持ちに寄り添う清子の発想に、朔弥も感心していました。
危険を乗り越えても他者を思いやる姿が清子らしかったです。
彼女の優しさが人を惹きつける理由なのだと改めて感じました。
その時、朔弥は清子を抱きしめ、二度と危険に晒さないと誓います。
守られる清子の安堵が伝わり、温かな空気に包まれました。
一方、料亭で謎の男が清子の存在を語り、ますます手に入れたくなったと笑います。
足には清子と同じ痣があり、不穏な影が物語を覆い始めました。
【朧の花嫁】39話あらすじ感想※ネタバレ注意
清子は朔弥と一緒に祭りへ出かけました。
会場では古川が声をかけてきて、朔弥に感謝を述べます。
女工たちも笑顔で盛り上がり、温かな雰囲気に包まれていました。
清子もその光景を見て安心し、自然と笑みをこぼしました。
その後、篠崎が清子のもとへ現れ、罪を問われず新しい職場まで紹介されたと朔弥に感謝します。
怖い目に遭わせたことを謝り、前を向くと誓う篠崎の姿は清々しかったです。
以前とは違う柔らかな笑顔に、清子も胸を打たれます。
彼女の再出発を祝福するように清子も頷きました。
一方、哲嗣を探していた清子は、焦って階段を踏み外します。
その瞬間、哲嗣がさっと腕を伸ばし助けてくれました。
冷たい言葉とは裏腹に優しさが滲み出ていて、清子の心を温めます。
「お前が死んだら兄上が悲しむ」と不器用に告げる姿が印象的でした。
その夜、朔弥と清子は屋形船で工場について語り合いました。
篠崎の裏に札幌総業が関わっていたと知り、不穏さが増します。
清子は力になりたいと願いますが、朔弥は危険から守ると抱きしめました。
キスを交わした二人は、夫婦としての絆をさらに深めていきました。
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【朧の花嫁】40話あらすじ感想※ネタバレ注意
清子は習い事を望み、朔弥に相談しました。
するとマーガレットの元で手伝うよう勧められます。
迎えたマーガレットも喜びを隠さず、清子を歓迎しました。
清子の新しい挑戦が温かく始まっていきました。
やがて領事館主催のパーティーに朔弥と参加します。
タキシード姿の朔弥と着物姿の清子は、まさに絵になる夫婦でした。
舞踏に誘われた清子は戸惑いながらも手を取り、優雅に舞います。
周囲が見惚れるほど、息の合った姿を見せました。
その後、清子は1人でバルコニーに出ます。
そこで年配の男性から声をかけられました。
以前現れた、痣を持つ謎の人物でした。
酒を片手に痣を幸運の印だと語り、清子を惹き込みます。
心を許しかけた清子に、男性は顔を寄せます。
「会いたかった、清子さんに」と名を呼びました。
突然の親しげな態度に清子は驚愕し、背筋が凍ります。
微笑みの裏に潜む不気味さが、空気を一変させました。
▼次回はこちら
>>【朧の花嫁】漫画41~50話あらすじ感想※ネタバレ注意
【朧の花嫁 かりそめの婚約は、青く、甘く】漫画情報
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— みちふむ (@mitifumu) July 27, 2025
作品名 | 朧の花嫁 かりそめの婚約は、青く、甘く |
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作家 | いなせ多希,みちふむ |
出版社 | めちゃコミックオリジナル |
時は大正。元華族 伊知地家の長女である清子は、器量良しだが顔に痣があることを理由に妹と比べられ、家族から使用人のような扱いを受けていた。運命を変えたい一心でお見合いに向かうが、相手の朔弥は目が見えなくて──…!?※本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「朧の花嫁」のコミカライズです。
引用元:めちゃコミック