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【セコケチ義妹がすべてを失った話】漫画11~20話あらすじ感想※ネタバレ注意|最終回の結末まで徹底解説!

この記事では、【セコケチ義妹がすべてを失った話】漫画11~20話を読んだあらすじ感想をまとめました。※ネタバレ注意

【セコケチ義妹がすべてを失った話】11~20話あらすじ感想※ネタバレ注意

【セコケチ義妹がすべてを失った話】漫画を、実際に読んだ感想を中心にストーリーの魅力をまとめていきます。

印象的な展開や見どころを語っていきますが、物語の内容についても触れますので「絶対にネタバレを知りたくない!」という方はご注意くださいね

物語の流れやキャラクターの心情もできるだけわかりやすくまとめていきます。

>>【セコケチ義妹がすべてを失った話】漫画全話あらすじ感想まとめ※ネタバレ注意

▼前回はこちら
>>【セコケチ義妹がすべてを失った話】漫画1~10話あらすじ感想※ネタバレ注意

【セコケチ義妹がすべてを失った話】11話あらすじ感想※ネタバレ注意

令美は賢一に「加恵ちゃんのご両親は学生の時に離婚してるよね」と切り出しました。
加恵の行動の理由を知るため家族のことを調べたいと考えたのです。
賢一は昔の書類から加恵と浩二の結婚式の招待状を見つけました。
そこに書かれた母親の住所を手がかりに令美は実家へ向かう決意をします。

娘を抱え電車を乗り継ぎ住所を訪ねた令美を待っていたのは想像外の光景でした。
住宅街の一角にゴミや家電が山積みになった廃墟のような家があったのです。
庭には機械の部品が散らかり不気味な雰囲気が漂っていました。
驚いて立ち尽くす令美の前に派手な格好の女性が現れ強く声をかけてきます。

令美が勇気を出して「瀬古さんのお宅ですか」と尋ねると女性はさらに鋭い目で睨みます。
しかし令美が「安田加恵さんの義理の姉です」と名乗った瞬間、その顔が変わりました。
「加恵の義理の姉?」とつぶやいたその女性こそ加恵の母親だったのです。
母は「こんな所で話もなんだし」と家の中へ案内しました。

家の中は外と違い意外にきれいで母は庭のガラクタを「分解して売るんだよ」と語ります。
ゴミがお金に変わるという考えは加恵の転売と重なり令美は息をのみました。
母は「わざわざ来た理由を言いな」と鋭く問いかけます。
令美は逃げずに「加恵さんの過去を知りたくて」とまっすぐ伝えるのでした。

【セコケチ義妹がすべてを失った話】12話あらすじ感想※ネタバレ注意

令美は加恵の過去を知るため、ただ話しても本音は聞けないと考えました。
そこでとっさに「夫の浮気を疑う妻」を演じる作戦に出ます。
涙ながらに「夫と加恵さんは昔からの知り合いですよね」と問いかけます。
さらに結婚式の招待状を証拠のように見せて、不安な妻を熱演しました。

その迫真の演技に加恵の母はすぐに納得し、娘の過去を語り始めます。
「加恵は兄弟を天秤にかけてた節があった」とあっさり暴露しました。
さらに「今どき不倫や離婚なんて珍しくない」と平然と話します。
実の母親が娘をかばわない姿に、令美は強い違和感を覚えました。

令美が「娘さんを止めないのですか」と問うと母の態度が一変します。
「あの子はクズの血を引く真性のクズ」と冷たく言い放ちました。
父親は家庭を顧みず、甥には金をかけても加恵には鉛筆一本買わなかったのです。
離婚の際も養育費を払わず、ゴミ屋敷だけを残して去ったと語りました。

母親もまた加恵を助けず、高校は自力で卒業させ大学進学は諦めさせたと言います。
それでも母に罪悪感はなく「あの子はまだ私を恨んでる」と笑いました。
加恵は結婚を機に母を切り捨て「金が要るなら生活保護でも」と言い残したそうです。
そして母は最後に不敵な笑みを浮かべ「アンタ、手を組まない?」と提案しました。

【セコケチ義妹がすべてを失った話】13話あらすじ感想※ネタバレ注意

加恵の母が持ちかけた「共闘」の話は、令美の想像を超えるものでした。
彼女は「旦那と加恵が不倫してたと証言してやる」と言い放ちます。
「慰謝料を取って離婚できるだろ」と悪びれずけしかけてきました。
無実の人を罪に陥れる恐ろしい提案に、令美は言葉を失います。

加恵の母の目的は助けることではなく、娘への深い憎しみでした。
「あの子を痛い目にあわせたいだろ」と煽り、盗癖の過去まで暴露します。
愛情を感じさせないその態度に、令美は強い恐怖を覚えました。
加恵の母はもはや娘を恨むだけの存在に変わり果てていたのです。

令美がきっぱり断ると、加恵の母は逆上して大声をあげます。
「産んで損した!」と叫び、足元のガラクタを蹴り飛ばしました。
崩れた奥から現れたさらなるゴミの山に、令美は息をのみます。
その異様な光景は、娘を抱く彼女の心を震え上がらせました。

逃げようとする令美に、加恵の母は「抱っこさせて」と汚れた手を伸ばします。
令美は必死に断りつつも、加恵の住所を渡せと脅されてしまいました。
「個人情報ですし…」と冷静にかわし、感謝だけを伝えて家を後にします。
背後から「待ちな!」という叫びが響く中、令美はタクシーで脱出しました。

【セコケチ義妹がすべてを失った話】14話あらすじ※ネタバレ注意

令美から加恵の実家の話を聞いた賢一は、深く反省して謝りました。
「もう準備はできたよ」と力強く告げ、二人は義母の退院祝いを口実に義実家へ向かいます。
これは今までの理不尽を終わらせるための決戦でした。
夫婦は覚悟を決め、家族の前に立ちます。

家に着くと加恵は令美を無視し、賢一にだけ甘えた声をかけます。
「お土産ですよね?」とねだり、退院祝いを要求してきました。
令美は落ち着いて「渡すならご本人に」と言い、過去に渡した品が届いていないことをほのめかします。
その言葉に加恵の顔が引きつりました。

加恵がさらに賢一に色目を使うと、賢一はついに立ち上がります。
「今日は俺たちから話がある」と家族全員に向かって宣言しました。
そして「この家は売却しようと思っている」と静かに告げます。
義母も浩二も加恵も、その言葉に凍りつきました。

賢一は広すぎる家の維持費や義母の負担を理由に売却を説明します。
「介護が必要になればお金は出すが、動くのは同居している加恵ちゃんだ」と正論で返しました。
すると浩二と加恵は「賢一さんは実子じゃないくせに!」と叫びます。
賢一は冷たい目で「いらないから売るだけだ」と言い切り、完全に覚醒した姿を見せました。

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【セコケチ義妹がすべてを失った話】15話あらすじ※ネタバレ注意

賢一が「この家は売る」と言うと、加恵と浩二は「そんなお金ない!」と叫びました。
加恵は急に「じゃあ賢一さんの持ち分を安く売る話?」と信じられないことを言います。
「うちは子ども二人でお金ないし、数十万でお願いね♡」と笑顔で言い出し、令美は思わず息をのみました。
その非常識さに、場の空気は一気に凍りました。

賢一が断ると、今度は義母が令美を責め始めます。
「賢一さんが養子だから当てが外れたんでしょ!」「加恵に意地悪ばかりして」と、ありもしないことを並べます。
令美は落ち着いて「私にとって家族は賢一と娘の三人です」と答えました。
すると加恵は「私たちも家族でしょ!」と声を荒げ、浩二も「家族だから忘れよう」と必死に言いました。

その言葉に、賢一の心の最後の壁が壊れました。
彼はテーブルを叩き「家族だからって何をしてもいいのか!」と強く言います。
「家族だからなんだよ!」と続けるその声は、もう昔の弱い賢一ではありません。
場は静まり返り、誰も言葉を返せませんでした。

賢一はスマホを取り出し、録音した音声を再生しました。
そこには加恵が夜中に賢一を呼び出し、家に子どもを置き去りにした会話が入っていました。
「子どもはどうしてる!」と問い詰める賢一に、加恵は「見守りカメラあるから大丈夫」と笑います。
それは加恵が何度も子どもを放って出かけていた証拠で、家族の誰もが顔を青ざめました。

【セコケチ義妹がすべてを失った話】16話あらすじ感想※ネタバレ注意

賢一が再生した録音には、加恵の本性がはっきり残っていました。
「お義母さんは私に逆らえない!」「安田家の女主人は加恵!」と叫び、令美のことを「お金だけが目当て」と悪く言います。
さらに賢一に近づき「まだ加恵を忘れてないでしょ」と迫り、タクシー代と嘘をついてお金を抜き取る声まで入っていました。
その音を聞いた浩二と義母は顔をこわばらせ、言葉を失いました。

令美はこの録音をきっかけに、集めた証拠を一つずつ出します。
加恵が夜中に子どもを置き去りにしたこと、入院のお返しが誰にも届いていなかったこと、そ。
加恵は「貧乏人の嫉妬よ」と叫びますが、その言葉に耳を傾ける者はいません。
場の空気は重く、誰もが息をのんでいました。

ついに浩二が立ち上がり「いい加減にしろ!」と怒鳴ります。
「自分が何をしているかわかってないのか!」と妻を責め、「今すぐこの家から出て行け」と別れを告げました。
加恵は「相続権が四分の一ある人に何が言える!」と必死に家にしがみつきます。
令美が義母に「この家は本当にあなたの物ですか」と静かに問いかけると、空気が一層張りつめました。

その時、賢一がゆっくり口を開きました。
「この家の名義人は俺だ。産みの親が俺に残してくれた家なんだ」と告げたのです。
実はこの家には義母も浩二も、もちろん加恵にも権利がなかったのです。
加恵が夢見た家乗っ取りの計画は、ここで完全に崩れ去りました。

【セコケチ義妹がすべてを失った話】17話あらすじ感想※ネタバレ注意

家が賢一の物だと知った加恵は「ずるい!」と叫び、怒りを令美にぶつけます。
令美が「自分のせいだと思わないの?」と問いかけると、加恵は「浩二くんが稼がないから!」「育児も手伝わない!」と夫を罵ります。
「結婚なんてしなきゃよかった!損した!」と、責任を周りに押しつけながら泣き叫びました。
その矛先は義母や賢一にも向かい「浩二くんがこうなったのは家族のせいだ!」とわめきます。

賢一は静かに、亡き義父の収入を調べていた事実を明かします。
「父さんの年収であんな贅沢ができたと思うか?」と義母を問い詰めると、義母の顔が強張りました。
そして「俺の親が残してくれたのは家だけじゃなかった」と続け、新たな秘密があることを示します。
場の空気は一気に緊張に包まれました。

賢一が「通帳を出して」と迫ると、義母はついに真実を告白します。
実の両親が残した大きな遺産は、義父が株に手を出して失敗し、穴埋めに使い込まれていたのです。
義母もその事実を知りながら、長い間隠していました。
家族が信じていた安らぎは、嘘に覆われていたのです。

さらに加恵が義母を脅していたことも発覚します。
彼女は賢一の通帳を見て大金の動きを知り「銀行に口座ありますよね?」と義母を脅して従わせていたのです。
義母は養子の賢一に劣等感を抱き、弟に譲れと無意識に縛ってきたことも暴かれました。
それでも令美は冷静に「何を言われても加恵ちゃんには出て行ってほしい」と強く言い切ります。

【セコケチ義妹がすべてを失った話】18話あらすじ感想※ネタバレ注意

賢一は使い込まれた遺産について「返してとは言わない」と最後の優しさを見せます。
しかし「この家がある限り揉めるだけだ」と売却を宣言し、得たお金は自分たちの子どものために貯めると伝えました。
すると加恵は「子どものためならうちの分もあるでしょ!?」と図々しく要求。
義母も「私だって被害者」と泣きつき、令美と賢一はあきれ返ります。

令美と賢一は二人の主張を次々とくつがえします。
浩二が十分な生活費を渡していたこと、高級バッグを買ったのは加恵の転売利益だったこと、浩二自身も新車を購入していたことを指摘しました。
「やりくりが大変なのに新作バッグは持っているのね」と令美が冷たく告げ、加恵の嘘を完全に暴きます。
浪費が原因だった事実に、加恵の顔は青ざめました。

追い詰められた浩二は「また同居なんて無理だ!」と叫び、賢一が「お金がないなら車を売ればいい」と突きつけます。
限界に達した浩二は「加恵、離婚しようぜ!」と衝撃の一言を放ちました。
さらに「俺は兄貴が好きだった加恵を奪いたかっただけかも」と告白し、愛情が消えていたことを明かします。
加恵は愕然とし、場の空気は一層張りつめました。

逆上した加恵は「あなたさえいなければ!」と令美に掴みかかりますが、賢一が強く止めます。
「これ以上妻を傷つけるなら訴える」と言い放ち、令美が加恵の母に会った事実も突きつけました。
「帰る場所がないならご実家に戻ったら?」と告げられた加恵は、恐怖で声を失います。
賢一は最後に「今後二度と俺たちの家に口を出すな」と絶縁を宣言し、長い争いに終止符を打ったのです。

【セコケチ義妹がすべてを失った話】19話あらすじ感想※ネタバレ注意

賢一は使われたお金のことには触れず、静かに義母に話しました。
「本当に返すべきものが何か分かっていますか」と問いかけます。
それはお金ではなく、長い間裏切られたことで失った信頼でした。
そして「この家を出て二度と姿を見せないで」と強く告げました。

追い詰められた浩二は「兄貴も責任を取れ」と叫びます。
自分は悪くないと妻や両親のせいにして、見苦しい言い訳を続けました。
賢一は冷たく「これからは自分の稼ぎだけで生きていけばいい」と突き放します。
その言葉に、浩二は顔をゆがめて黙りこみました。

賢一は義母に施設のパンフレットを差し出し、「ここなら年金と浩二の援助で暮らせます」と現実を示します。
すると浩二は「兄貴の金だったのか」と叫び、兄の犠牲で自分たちが贅沢してきたことを知り衝撃を受けました。
義母も顔を青くし、部屋には重い沈黙が流れます。
家族の崩れはもう止められませんでした。

賢一は家族に向かい「お前たちの家族に俺は含まれていない」とはっきり告げます。
そして「俺はもう安田賢一であることをやめる」と宣言しました。
それは過去のしがらみを捨て、令美と娘と新しい人生を歩むための決意でした。
静かな声に、長い争いの終わりと新しい未来がはっきりと示されたのです。

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【セコケチ義妹がすべてを失った話】20話あらすじ感想※ネタバレ注意

賢一は「安田賢一をやめる」と宣言し、令美の家に婿養子として入る決意を示しました。
そして義母を「母さん」ではなく「安田さん」と呼び、冷たく線を引きます。
養子縁組を解消することで、安田家の相続権もなくなると告げました。
義母は言葉を失い、ただその場に立ち尽くします。

賢一は「財産は全部浩二に残る」と続けます。
一瞬喜ぶ浩二でしたが、加恵が「この家は賢一さんの物でしょ!」と叫びました。
そう、この家は賢一個人の財産であり、安田家には何も残りません。
三人に待っているのは、資産ゼロという厳しい現実だけでした。

令美と賢一が去った後、義母、浩二、加恵は互いを責め合います。
「お前のせいだ!」と義母が叫び、「使い込みをしたのはあんただろ!」と加恵が反論します。
浩二も「こんな女を家に入れたんじゃなかった」と怒鳴り、地獄のような争いが続きました。
家族と呼べない憎しみだけが、その部屋を満たしていきます。

数か月後、賢一と令美は新しい家で穏やかな暮らしを始めました。
義母は地方の施設へ入り、浩二は離婚して慰謝料と養育費を払い続けます。
加恵は母の待つゴミ屋敷に戻り、昼も夜も働き詰めの日々を送ります。
失うものを失った先で、それぞれの運命は静かに分かれていきました。

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>>【セコケチ義妹がすべてを失った話】漫画21~30話あらすじ感想※ネタバレ注意

【セコケチ義妹がすべてを失った話】漫画情報

作品名セコケチ義妹がすべてを失った話
作家あいか,飯田めしこ
出版社講談社

「これ、私が全部もらっていいよね?!」主人公・令美にはモヤモヤすることがあった…。それは、義妹の加恵ちゃんがものすごくセコくてケチなこと!! 結婚式のウェルカムボードや手作りのガーランドも全部持ち帰ったり、出産のご祝儀は義父母のご祝儀袋に明らかに加恵の名前を後から描き足したような跡…。しかも出産祝いに加恵から送られてきたのは使い古しの汚いベビーグッズ…。別にいいんだけど…言うほどでもないけど、とにかくセコ&ケチ!! こちらが我慢しているとついに一線を越えだして…。度が過ぎるセコケチには天罰が下る!月間1000万PVの大人気ブロガー・あいかが贈る、史上最高にセコくてケチな義妹への大逆襲譚!
引用元:めちゃコミック

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