この記事では、ジブリ映画『耳をすませば』原作漫画のあらすじ、映画との違いについてご紹介したいと思います♪
『耳をすませば』といえば、ジブリ映画でもう何度も見た…という人が多いんじゃないでしょうか?
この映画、実は少女漫画誌『りぼん』で柊あおい先生が連載していた漫画が原作で、原作と映画ではかなり設定が違うんです。
今回は、あの宮崎駿監督も惹かれた『耳をすませば』原作漫画のあらすじと、映画との違いをご紹介するとともに、原作漫画の魅力をお伝えしたいと思います✨
【耳をすませば】原作漫画のあらすじ※ネタバレ注意
それでは、『耳をすませば』原作漫画のあらすじをおおまかにお伝えしますね♪
読者様に「原作漫画も読んでみたい!」と思っていただけるよう、ネタバレしすぎないように気をつけて書きます💡
「どんな人なんだろう」とドキドキし始める✨
●夏休み、学校で借りた本を忘れたことに気づき教室に戻ると、自分が借りた本を読む少年(聖司)の姿があった。
ちょっとカッコイイと思うも、意地悪な言葉を返され憤慨。
それから聖司と、何かと言い合いをするような仲になる。
●夏休み、雫は県立図書館から電車で帰る途中、乗車してきた猫と遭遇。
好奇心で後を付いていくと、『地球屋』という素敵なお店にたどり着く。
そこには猫の人形(バロン)があり、雫は一目でその人形に心を奪われる。
●聖司や友人たちとの交流、『地球屋』の店主やバロンとの出会いで、雫の中で何かが変わり始める。
自分のやりたいことは何か…そして、「物語を書く」ことにたどり着く。
かなり駆け足ですが、おおまかなあらすじはこんな感じです。
ここまで見ると、原作漫画と映画の大筋の同じ流れは同じように見えますよね。
しかし細かい設定がかなり違うので、二つは印象が全然違うんですよ。
これはもう好みの問題ですが、私は原作漫画も映画も甘酸っぱい青春してる感じがたまらなく好きです♡
次は、原作漫画と映画の違いを比べてみましょう〜♪
【耳をすませば】原作漫画と映画の違いを比べてみた
『耳をすませば』原作漫画と映画の主な違いは以下の4つ。
☑︎聖司の兄「航司」が登場
☑︎猫は黒猫のムーンとルナの二匹
☑︎聖司は絵描き
聖司に兄弟がいることや、ムーンが黒猫など、原作を読んだことがない人は「えっ!?」と思ってしまいますよねw
詳しくみてみましょう♪
雫と聖司は中学1年生
『耳をすませば』も、原作漫画もジブリ映画版もそれぞれ良い。チェンソーマンも同じや。
原作の月島雫は中1。映画版は中3。
この違いは大きい。 pic.twitter.com/4UOe7RwcSC— 二郎・アーシタ🎪 (@Jiro_Ashta) January 15, 2023
映画では雫と聖司は中学3年生でしたが、これはジブリのオリジナル設定。
原作漫画では中学1年生として描かれています。
中学3年生という受験を控えた時期に、「自分を試す」ため、勉強より小説を優先した雫…
進路や将来の夢といった、この年頃ならではの葛藤が、映画では描かれていました。
雫の父親による「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね。」という名言も生まれましたよね。
漫画では、雫は聖司に「自分でも物語を書いてみたら?」と言われて小説を書き始めるという、受動的な感じになっています。
聖司の兄「航司」が登場
聖司の隣にいるのは父親(天沢航一)です。原作には登場しません。逆に原作に登場していたのに映画に登場しなかったのが聖司の兄・航司で、雫の姉・汐と付き合っています。#耳をすませば pic.twitter.com/yvUCCpzla7
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) August 26, 2022
映画では登場しませんが、原作漫画では、メインの登場人物として三つ年上の聖司の兄・天沢航司が存在します。
しかもこの航司さん、なんと雫のお姉ちゃんと交際しているんです!
雫のお姉ちゃんは、映画では気の強いしっかり者の大学生として描かれていましたが、原作漫画ではおっとりしていて優しい女子高生なんですよ〜♡
『姫ちゃんのリボン』の愛子お姉ちゃんみたいな感じ!
航司は、原作漫画では雫と聖司の恋路にも影響を与えるという、超重要なポジションなんですが、映画ではまさかのばっさりカット!
職員室で、先生が雫に「同じ学年に天沢さんのとこの末っ子がいるじゃないか」と言うシーンから、聖司に兄弟がいることを匂わせる程度にとどまっています。
猫は黒猫のムーンとルナの二匹
原作漫画の『耳をすませば』では、ムーンとルナという2匹の猫がいます。
それから、天沢誠司には、天沢航司という兄がいます。#耳をすませば pic.twitter.com/BAb8dHp4EK— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 26, 2022
雫が図書館に行くときに同じ電車に乗り込む猫・ムーンの外見は、ジブリのオリジナル設定。
原作漫画では、ムーンとルナという二匹の黒猫が登場します。
ムーンとルナは、どっちがどっちだかわからないほどそっくりな外見をしているんですよ。
飼い主の聖司は、きっちり見分けがつくようですけどね♡
黒猫だと『魔女の宅急便』のジジと被るから、デザイン変更されたのでは?とのウワサです。
聖司はヴァイオリン職人ではなく絵描き
聖司は、原作では絵描きを志す少年ですが、映画ではヴァイオリン職人を志す少年に変更しています。
この構想は、宮崎駿さんの中に早い段階からあったらしく、『耳をすませば』の企画が上がる以前に、イタリアのクレモナという町でヴァイオリン工場の見学をしています。#耳をすませば pic.twitter.com/X9bGpkuFYt— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 26, 2022
映画では、聖司はヴァイオリン職人を目指して外国にまで渡りましたが、これはジブリのオリジナル設定。
原作漫画では、ファンタジー小説が好きで、空想的な絵を描く絵描きの少年となっています。
将来のことは明確に書かれていませんが、親に反対されてもこっそり描いているくらいですから、画家になりたいのかもしれませんね。
原作漫画では、そんな自分の世界をしっかり持った聖司に、雫は惹かれていくんですよ♡
雫が、「私の小説が完成したら、聖司くんに絵をつけて欲しい」と頼むシーンが、私が原作漫画で一番好きなシーンです♪
まとめ
以上、『耳をすませば』原作漫画のあらすじ、映画との違いについてお届けしました!
映画は、雫と聖司が将来結婚する約束をして、「俺たちの未来はこれからだ!」エンド。
原作漫画は、二人が想いを伝え合いハッピーエンド。
どちらも完成度が高く、名作であることは間違いありません!
柊あおい先生…天才か…💘
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